日研
提供: Yourpedia
日研(にっけん、1858年? - 1927年9月24日)、釈日研は、日蓮宗の僧侶。岡山県の妹尾町(岡山市南区)の生まれ[1]。はじめ野山の妙本寺の住職をしていたが、日露戦争の後、身寄りのない貧困児童が多くなったのを見て、同寺を弟子に譲って孤貧児救済事業を創始した[2]。総社市で院母・妙蓮尼と共に釈尊修養院(孤児院)を運営し、孤児・貧困児童の救済事業に携わった[3][4]。
1915年(大正4)に身延山への行脚中に釈尊修養院を訪問した妹尾義郎を養い、得度させた[5]。妹尾が訪問した1915年頃までに同院では百数十人の児童を育てており、1915年当時も数十人の児童が暮らしていたという[2]。
岡山県賀陽町(吉備中央町)の妙仙寺の住職・藤井学舜は、修養院出身で日研の弟子だった[6]。
1927年(昭和2)9月24日に69歳で死去[4]。