成城大学・小玉智裕
小玉 智裕(こだま ともひろ、1991年10月23日 - )とは、2012年、旅行用トランクに小6女児を入れて逮捕されたロリコンの成城大学生である。
「小玉」は通名で、本名は「里」であることが確認されている。
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旅行カバンに小6入れ移動の20歳逮捕(2012年9月)[編集]
2012年9月4日午後9時ごろ、広島市中区三川町の路上から、「タクシーのトランクに死体のようなものがある」という内容の110番があった。
駆けつけた広島県警広島中央署員が、トランクにあったナイロン製の旅行カバン(長さ約70センチ、幅と高さ約30センチ)に入っていた同市西区在住の小学6年の女児(12)を発見した。女児にけがはなかった。
同署はタクシーの客で、東京都世田谷区祖師谷3、私立成城大学生、小玉智裕(20)を監禁容疑で現行犯逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。
同署によると、小玉は、通報現場の西約3キロのJR西広島駅(広島市西区)からタクシーに乗り、JR広島駅に行くよう求めた。タクシーの運転手が走行中、トランク内から叫び声のような音がするのに気付き停車。トランクを開けると、カバンの中から声が聞こえたため、通行人に110番するよう頼んだ。
女児は塾から帰る途中、西広島駅付近で面識のない小玉から声をかけられた。小玉は、凶器や薬物などは所持していなかった。女児が発見された現場は、JR広島駅から南西約2キロで、ホテルや飲食店などが並ぶ繁華街の一角。
成城大生、女児の両手縛り「いたずらしたいと…」[編集]
旅行かばんに小学6年の女児を閉じ込めたとして、広島県警広島中央署に監禁容疑で現行犯逮捕された東京都世田谷区祖師谷3、成城大2年小玉智裕が「女児にいたずらしたいと思った」などと供述している。
小玉は女児をかばんに押し込む際、両手を粘着テープで縛っていたことも判明。小玉は4日夜の逮捕後、動機について「人間関係に悩んでいた」「警察に捕まりたかった」などと供述していた。しかし、5日になって「女児をかばんに押し込んでタクシーに乗っているうち、女児にいたずらしたいと思った」などと話した。一方で、「頭を整理して話したい」とも供述している。
女児監禁の成城大生「おとなしい青年」2年生で留年[編集]
広島市の女児監禁事件で、広島県警に逮捕された小玉智裕容疑者が通っていた成城大学(東京都世田谷区)は5日、記者会見し、学生部長の神田範明(のりあき)経済学部教授が「被害者の方に大変申し訳ない」と謝罪した。
成城大によると、小玉は平成22年4月、福岡市内の高校から同大社会イノベーション学部へ入学。2年生に進級してからは単位が足りずに留年し、2年生として在籍していた。
同学部長の篠原光伸(みつのぶ)教授は、「最近は学校へ来ていなかったようだ。私の企業評価論の授業も履修登録していたが、試験を受けていない」と説明した。
小玉は昨年まであった居合同好会に所属。都内の道場で週に1回、初心者向けの居合の型を習っていた。師範代の男性は、「背がひょろっと高く、おとなしい青年。言葉遣いが丁寧で礼儀正しい印象を受けたが、2、3回稽古に出た後、まったく来なくなってしまった」と話した。
油井(ゆい)雄二学長は「被害者とご家族には多大のご心痛をおかけし深くおわび申し上げます」とのコメントを発表した。
小女児監禁男はプリキュア好き[編集]
JR広島駅方面へ向かう途中、運転手の星山寿幸さん(63)が、トランクから「出して!!」という声に気付いた。直後、小玉が「降ります」と告げ、ドアを開け逃走したため、不審に思った星山さんは約3メートル追い掛け、両腕をつかんで後部座席に再び押し込んだ。通行人に110番通報を依頼し、警察官が駆け付け、現行犯逮捕された。
星山さんは、高校時代にボクシング部に所属し、広島県のチャンピオンにもなった。「あのまま目的地まで着いていたらと思うとぞっとする」と振り返った。小玉は「サークル活動がうまくいかず自暴自棄になって女の子を乱暴しようと思った」と供述。わいせつ目的については 「車内ではそういう思いもよぎった」と話した。小玉は以前住んでいた広島へ運転免許取得のために来ていた。4日は事件前に免許試験を受けた。
小玉は2010年4月に成城大社会イノベーション学部に入学。現在は留年し、2年生として在籍していた。同学部2年の男子学生は、同容疑者について「居合同好会の幹事を務めていて、学校にはほとんど来ていなかった。(アニメ)プリキュアが大好きで、趣味は、秋葉原のメイド喫茶通いと聞いた」と話した。
バッグ監禁大学生のロリコンぶり[編集]
9月4日夜、広島市内で塾帰りの女の子を旅行バッグに押し込んで連れ去ろうとして、監禁・未成年者略取などの容疑で逮捕・送検された成城大学2年生、小玉智裕(20)。そのロリコンぶりが明らかになりつつある。
「夏休みだった小玉は、7月29日から広島市内に住む祖父母宅を訪れ、8月21日からは広島の合宿自動車教習所に通い、犯行当日の9月4日午前中に卒業検定に合格。その後、教習所が手配していたホテルとは別のホテルにチェックインし、女の子の物色。午後8時半過ぎにバス停で母親を待っていた小学6年生の女児(12)にナイフを突きつけ、旅行バッグ(高さ奥行き各30センチ、横70センチ)に押し込めてタクシーでホテルへ連れ込もうとしたのです」(社会部記者)
小玉は広島市で小学生高学年までを過ごし、その後、両親とともに福岡市へ移住し中学・高校と過ごした。当時は「温和で真面目な生徒で、友人たちとも普通に交流する子だった」(知人)という。
高校時代の成績は優秀で、推薦で大学へ進学。居合いのサークルに所属し、10万円以上もする模擬刀を購入するなど活動に力を入れていたが、両親が離婚してからは元来内向的だった性格が再び顔を出し始めたという。
「その頃からあまり大学にも行かず、パソコンでオンラインゲームをしたり、美少女アニメの『プリキュア』にはまるようになった。外出したかと思えば、秋葉原のメイド喫茶に出向いていたようです。家宅捜索では幼女の監禁調教モノのアニメ動画も押収され、ネットの動画共有サービス『ニコニコ動画』のプロフィル欄には、将来の夢を《JC(女子中学生)になること》としている。少女への執着が垣間見えます」(同)
自動車の免許を取得し、フェイスブックでは「どの車を買って、助手席に誰を乗せようか」と考える傍ら、鞄と結束紐、果物ナイフなどを予め用意する周到ぶり。“助手席”に乗せたかったのは少女だったのか。
裁判[編集]
旅行かばん女児閉じこめ、元大学生に懲役4年(2014年1月)[編集]
広島市内で2012年9月、小学6年の女児が旅行かばんに閉じこめられた事件で、わいせつ目的略取と監禁の両罪などに問われた住所不定の元大学生、小玉智裕(22)の判決が29日、広島地裁であり、伊藤寿裁判長は懲役4年(求刑・懲役5年)の実刑を言い渡した。
判決によると、小玉は2012年9月4日夜、広島市西区で女児をナイフで脅し、旅行かばんに閉じ込めてタクシーのトランクに入れ、約20分間監禁した。