懐古厨
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懐古厨(かいこちゅう)とは「昔は良かった…」と昔の作品や状況等を無駄に美化し、現在の物をやたらと非難したり排他したがる人物を意味するネット用語。 「懐古至上主義」と呼ばれる事もある。
「懐古」とはただ単に「昔を懐かしむ」という意味を持つ言葉だが、
これが必要以上に過去を美化してしまう現象、通称『思い出補正』または『思い出フィルター』により悪質化・極端化し、
「今の○○は糞」「○○は○○までしか認めん」といった思想に陥った者が懐古厨と呼ばれる。
具体例としては
- 老害「近頃の若いもんは…」
- ガノタ(特に1st世代)
- 「1st以外はガンダムはじゃねぇ」
- ポケモン(特に初代~金銀世代)
- 「ルビサファ以降はどうも受け付けない、プレイする気がおきない」
- レトロゲーマー
- 「最近のゲームは映像が綺麗なだけでヌルいし中身が無い。スーファミこそ至宝」
- 仮面ライダー
- 「平成ライダーはイケメンばかり揃えてチャラチャラし過ぎ。昭和ライダーの様に男らしく孤独を背負って戦うべき」
- 「平成二期ライダーは子供っぽすぎ。平成初期ライダーのようにシリアスとライダーバトルとグロをメインにすべき」
- 初代・無印至上主義者
- 「初代・無印以外は○○じゃない」
- 万事屋の天パ
- 「ウィザードリィやれウィザードリィ」
- 仮面ライダーBLACKEDテーマ
- 「古き良き時 Long Long Ago, 20th Century」
等の思想の事。 ちなみに、「近頃の若いもんは…」なんて言葉は古代エジプトの頃には既に存在しており、人類史において必然とも言える概念である。
人の好みはそれぞれであり、このような思想も頭の中で考えているだけなら問題は無いのだが、 この手の「厨」と呼ばれる人物の常か、大抵『俺の意見は絶対に正しい、同意しない奴らは分かってない』と凝り固まった思想を持っており、 自分の認めない物をとことん叩き、見下し、排除しようと躍起になる。 時には粘着行為に及ぶ事もある。 当然ながらこのような懐古厨は他人に多大な迷惑をかける事も多く、新しい物の話題が出ただけで過剰に反応したり、 新しい物を楽しんでいるコミュニティにわざわざ突撃したりしてその場の雰囲気をぶち壊しにする可能性が高い。 特に新しいものも古いものもそれぞれ好きな人間からすると迷惑極まりないものといえるだろう。 そのため懐古厨は総じて嫌われている。
また派生系として『昔の物好きな俺マジカッコいいw』といった具合に、昔の物好きな事が一種のステータスと勘違いした輩がマイナー厨となるケースもある。 いわゆるマイナー厨一種であるがどちらにせよ迷惑な事には変わり無い。 昔だろうが現在だろうがいつの時代にだって良い物はあるし、いつの時代が好きかは人それぞれなのは当然の事である。 しかしそれを理解出来ず、過去の思い出に縛られ、自らの意見をゴリ押しする事しか出来ない懐古厨は非常に悲しい存在と言わざるをえない。 時代は常に進み続けるのだから。
しかし、最近は懐古厨とは反対に昔のものを美化したり持ち上げる、或いは新しいものを貶すだけで何でも懐古厨認定する輩が増えており、 彼等もまた場の空気を悪くする為嫌われ蔑まれている。 自身の価値を認められない場合に相手を貶めるための蔑称として用いられる事実は用語としては問題があると思われる。
懐古厨は迷惑だが、だからといって昔の物を蔑んでよいという訳ではないという点を勘違いしないように。
言葉の意味はしっかりと理解した上で使う事が大事である。