広島県立広島中学校・高等学校

広島県立広島中学校・高等学校（ひろしまけんりつひろしまちゅうがっこう・こうとうがっこう）は、広島県東広島市にある中学校・高等学校である。略称は「県立広島」、「県広」。ただし中学と高校を区別するために稀に「広中」、「広高」と呼ばれる。軟式野球の強豪校として知られる。

概要[編集]

県立の中高一貫のモデル校として2004年に開校した。現在の生徒数は中学校が475名（女子生徒301名）、高校が704名（女子生徒347名）（2008年度時点）で6学年の規模である。

なお、旧制広島高等学校（広島大学総合科学部の前身校）との関連性はない。また、広島工業大学附属広島高等学校（現・広島なぎさ高等学校）も広島工業大学附属を冠せずに単に「広島高等学校」と称していた時期もあったが、こちらとの関連性もない。

寮があり、広島県内の全域から生徒が多く集まっている。

論理的思考力・表現力を養うための研究開発校（2007年度より三年間の指定）として、中学校に「ことば科学」を設けている。「論理」と「ロジカル・コミュニケーション」がある。
高校1年次には「実践現代文」の授業がある。
高校3年次には総合的な学習で卒業研究という論文が課される。
高校の体育の授業としては珍しく弓道を必修としている。
運動会では男子全員がニュージーランドの先住民、マオリ族の踊りである「HAKA」を裸で踊る。
中学・高校ともに、1時限55分授業である。ただし、全校朝会がある日の午前は1時限50分授業である。
修学旅行は中学が信州、高校がハワイである。
国公立大学合格率70%を目標にしている。結果は1期生が70%（四捨五入）、2期生（過年度含）が69%