平義久
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平義久 (日本の作曲家/1938年-2005年)
東京藝術大学を経て、フランスのパリ音楽院でアンリー・デュティユ、アンドレ・ジョリヴェ、オリヴィエ・メシアンらに作曲を学ぶ。その後そのままパリで活動し、エコール・ノルマルの作曲家の教授として岡谷かおりなどの後進を育てるロワイアンやメッツなどのフランスの各地の音楽際から委嘱を受け、それらのいくつかはドイツなどでも良く演奏される。「Ignescence」や「ラディアンス」、「5人のソリストの為のパンタルファ」などが代表作とされ、暗く静寂な不思議な繊細さが魅力的である。生涯独身で通し、晩年は癌の告知で、パリで再三手術を受け、大変な苦渋の生涯を送り、最後に肺炎の併発で返らぬ人となり、ついに故国に帰ることは出来なかった。