岩元 禧(いわもと き、1879年 - 1944年)は鹿児島県出身の内務官僚。
士族の四男として生まれる。第七高等学校の第1回卒業生。東京帝国大学法科大学を卒業して内務省に入る。横浜から香川、島根、茨城へと転任。1923年から1924年まで沖縄県知事。國學院大學・皇典講究所専務理事を経て、1933年から1936年まで第10代鹿児島市長を務めた。
兄の岩元禎は哲学者で、夏目漱石の『三四郎』に登場する広田先生のモデル。