北海道胆振東部地震
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北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)は、2018年(平成30年)9月6日に、日本の北海道で発生した、震度7の大地震。
概要[編集]
2018年9月6日、午前3時過ぎ、突然、北海道を、最大震度7の大地震が直撃した。震源は北海道胆振地方中東部で、震源の深さは37 km、地震の規模は、M(マグニチュード)6.7である[1]。 この地震で、震源に近い北海道厚真町では、震度7の超猛烈な揺れを観測[2]。その周辺でも、震度6強の猛烈な揺れを観測した[3]。札幌市の最大震度は6弱であったほか、北海道の玄関口である新千歳空港でも、震度6弱の超強烈な揺れであった[4]。
日本国内において、震度7の揺れが記録されたのは、2016年の熊本地震以来、観測史上6回目[5]。
地震のメカニズムは、東北東-西南西に圧力軸を持つ、逆断層型の地殻内地震である[6]。
この地震により、北海道石狩地方と胆振地方では、長周期地震動(階級4)を記録している[7]。
各地の震度[編集]
震度6弱以上の市町村は以下の通り[8]。
震度7
北海道(厚真町)
震度6強
北海道(むかわ町・安平町)
震度6弱
北海道(平取町・新千歳空港・日高町・札幌市)
被害[編集]
死者
42人
負傷者
762人(重傷者31人・軽傷者731人)
倒壊家屋
2032棟(全壊462棟・半壊1,570棟)
その他
震度7に直撃された厚真町では、約13㎢の崩壊面積となる、極めて大規模な土砂崩れが発生。そのほか、各地で液状化、停電、断水などが相次いぎ、交通機関などは大混乱に陥った。