剱持英紀
剱持 英紀(けんもち ひでき、1961年 - )は、日本の陸上競技選手、陸上競技指導者、スポーツトレーナー。元110mハードル日本記録保持者(1983年 - 1991年)。
現在は、ken pro athletic代表・KENスポーツアカデミー学院長・KEN整体クリニック・スポーツクリニック院長を務める。群馬県出身。群馬県立中之条高等学校・筑波大学体育専門学群卒業。筑波大学大学院修了。
2013年に山梨学院附属高校のJKを強姦しようとして逮捕された。
教え子強姦未遂、懲役5年。元日本記録保持者に甲府地裁(2014年5月)[編集]
2013年4月、山梨学院附属高校の陸上部員で、教え子だった女子生徒に乱暴しようとしたとして、準強姦未遂などの罪に問われた陸上110メートル障害の元日本記録保持者でスポーツトレーナーの剱持英紀(53)に、甲府地裁は2014年5月27日、懲役5年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。
菱田泰信裁判長は判決理由で「指導者と教え子という立場を利用して悪質」と指摘。否認し続け被害者への謝罪もなく、反省しているか疑問と述べた。
判決によると、2013年4月、甲府市のホテルや経営する整体院で女子生徒2人に、やせる効果があるエクササイズと偽って乱暴しようとした。
剱持被告は、昭和58年に陸上110メートル障害の日本記録を出しており、女子生徒の所属する陸上部のコーチだった。
来歴[編集]
中之条高校、筑波大学、デサントを通じ、日本ハードル界の中心選手として活躍。
1978年、福島インターハイ男子110mJHで14秒50を出して準優勝。日韓高校陸上では14秒44の群馬県高校新記録を樹立した。1983年9月17日、日本歴代2位となる14秒09の好タイムを叩き出した。1983年10月23日、13秒9の手動計時日本最高記録を樹立した。
引退後はデサントを退職し、山梨県教育委員会、山梨県立甲府南高等学校教諭などを経て、ken pro athletics代表、KENスポーツアカデミー学院長、KEN整体クリニック・スポーツクリニック院長を務めている。日本ホッケー連盟オリンピック強化フィジカルコーチ、日本陸上競技連盟強化コーチ、日本陸上競技連盟強化委員、法政大学ホッケー部フィジオなどの要職も歴任している。 現在は山梨学院附属高校の指導者として活躍しながら「骨のストレッチ」というストレッチを考案している。
2013年、甲府市のホテルや経営する整体院で10代の女子高生ら2人に、美容のためと信じ込ませ、マッサージやエクササイズの指導をしながら乱暴しようとしたとして、準強姦未遂などの罪で逮捕。甲府地裁の初公判で本人は「施術として行った」と否認、無罪を主張している。
主な著作物[編集]
- ジュニア陸上 スプリント編 VOL.7「ハードル1」(ソーケン・ネットワーク)監修
- ジュニア陸上 スプリント編 VOL.8「ハードル2」(ソーケン・ネットワーク)監修
- ジュニア陸上 スプリント編 VOL.9「ハードル3」(ソーケン・ネットワーク)監修
- ジュニア陸上 スプリント編 VOL.10「ハードル4」 (ソーケン・ネットワーク)監修
- '95 Jr.コーチングクリニック(ソーケン・ネットワーク)