事変(じへん)とは、広範の非常事態や騒乱のこと。「事件」よりも規模が大きい。宣戦布告なしの戦争状態や、小規模・短期間の国家間紛争にも用いられる。
実質的には国家間の戦争であった満州事変や支那事変などが「事変」とされたのは、国際連盟規約や不戦条約(1928年)で国際紛争を戦争で解決することが禁じられており、「戦争ではない」として国際的批判をかわしたい日本政府と、アメリカなどの名目上は中立である第三国からの支援を受けなければ戦争を継続できなかった中華民国側双方の思惑が一致したためである。
主な事変[編集]
関連項目[編集]
テンプレート:War-stub