中宮寺表御殿(ちゅうぐうじおもてごもん)は、奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北の登録文化財建造物である。
中宮寺本堂北側に西面する、江戸時代に建てられた木造平屋建、入母屋造、本瓦葺、桁行6間、梁間4間半の建築である。御上段の間を南東隅に設けて格天井を貼り北東隅に御座の間等の計6室が配されている。上質な貼付壁、襖絵等で細部意匠等は書院建築の遺構として貴重とされた。