ヤドキング
ヤドキングは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
特徴[編集]
第2世代ポケモンの中では、ホウオウ・デンリュウ・ドンファントゲピーとともに、早くに公開されたポケモンの一つで、ヤドンの頭にシェルダーが噛み付いた姿である。シェルダーにかみつかれ、毒素で刺激された結果、天才的な頭脳を手に入れた。ちなみに、下記の通りヤドランに進化してしまうともうヤドキングにはなれない。基本的に哲学肌で、一日中思索にふけることもしばしば。
ゲームでのヤドキング[編集]
ヤドンにアイテム「おうじゃのしるし」を持たせ通信交換することで進化する。進化前はあくまでヤドンでなければならず、ヤドランに同様の事を行ってもヤドキングには進化しない。名前に「キング」とあるが、ニドキング等とは違い、♂♀どちらの個体でも進化が可能である。シリーズを通して一般のトレーナーが使用してくることは少ないが、『ポケモンコロシアム』ではラスボス「ワルダック」の手持ちとして登場する。
特殊防御力に優れ、その面でも打撃防御力に明るいヤドランと対をなす。ただ、それ以外の能力はヤドランと全く同じで、どちらを使うかとなると最終的には使用者の好みになる事も多い。
みずタイプではめずらしく、ほのおタイプの技も覚えられる。『金・銀・クリスタル』では、わざマシンにより「でんじほう」も覚えられた。
アニメでのヤドキング[編集]
後述の映画における設定を元にした特別編「ヤドキングのいちにち」で登場。
金銀編の終盤(第260話)にも登場。ヤドンの住む泉が枯れかけた時に、ヤドキングが現れ、ヤドンたちを理想郷に導くという伝説のある泉が涸れかけており、この泉を研究していた考古学者の持つヤドンが進化した。念力で滝を割り、伝説どおりヤドンたちを理想郷へと導いた。なお下記の映画のヤドキングは人の言葉をしゃべるが、このヤドキングは人の言葉をしゃべっていない。
『ダイヤモンド&パール』で、ヒカリとタッグを組んだ青年、コウヘイも所持している。
映画でのヤドキング[編集]
『幻のポケモン ルギア爆誕』にてゲストキャラの一人として登場。この時はなぜか言葉を話し、文字も読めるようだった。声を演じた浜田雅功と顔が似ている 。
ポケモンカードでのヤドキング[編集]
ポケモンカードゲームではヤドキングは、ヤドンから進化する超タイプの一進化ポケモンとして扱われている。弱点は超・草タイプで、抵抗力はなし。
ポケモンカードゲーム拡張パック「金の空、銀の海」では、超タイプとして収録された。その際のレアリティは★で、ホログラム入りのレアカードだった。ポケパワー、「アイテムサーチ」は山札から「ポケモンのどうぐ」を選び出して手札に加えられる効果を持ち、「まぼろしの森」のミュウexや、「封印! サーナイトex」のサーナイトexなどのいやなポケパワー・ポケボディーを持つポケモン対策として、「封印の結晶」を山札から選び出すことができた。
映画公開に因み、「ハマちゃんのヤドキング」のカードがあった。中でも浜ちゃんらしい技が「どつく」。