テレサ (宇宙戦艦ヤマト)
『宇宙戦艦ヤマト2』、『さらば宇宙戦艦ヤマト』に共通して登場する女性で、侵略者による宇宙の危機、言い換えれば白色彗星帝国ガトランティスの侵略を告げる為に訴え、祈り続ける。
さらば~[編集]
裸身で祈る反物質世界の人間として描かれ、我々の世界とは物理的に交わる事は出来ない存在。 白色彗星帝国が侵攻した星からただ一人逃れたが捕らえられ、テレザート星に幽閉された。このため『ヤマト2』でのテレザリアムとは異なり、星の中心に幽閉器により閉じこめられていた。古代進が幽閉器の一部をコスモガンで破壊し解放した。古代進に白色彗星内の帝国の存在と脅威を伝えた後、全宇宙の人々のために戦うヤマトの勇気に祈りを捧げつつ宙へと消えたが、ヤマトがガトランティスの超巨大戦艦に特攻する寸前にヤマトの前に再び現れ、反物質である身体を武器にしてヤマトと共に超巨大戦艦に向かい、これを葬った。
ヤマト2[編集]
一転してこの作品では、袖に玉飾りのある青い服を着て、宇宙空間を移動できる宮殿テレザリアムに住む。 ヤマト航海長島大介と情熱的な恋愛をする、超能力をあやつれる生身の女性として登場する。戦乱に陥ったテレザート星の高度文明を、祈りの力で発生するエネルギー波で一瞬にして崩壊させてしまった。反物質能力により瞬時にして小型の恒星と化したテレザート星の大爆発とエネルギー波で、白色彗星帝国を包むガスを吹き飛ばし、その進撃を停止させたうえ大損害を与え、さらには進撃軌道をも狂わせた。その後、デスラー艦隊との戦闘で被弾し宇宙に投げ出され瀕死の状態の島の前にテレザリアムともに現れ、自らの血液の大部分を輸血して命を救った。また、超巨大戦艦に特攻しようとした古代進に生きて地球へ帰るよう説得し、自身は自らの超能力のすべてを開放、命と引き替えにガトランティスを滅ぼした。尊大なズォーダー大帝が、最後の瞬間まで恐れ慄いた人物であり、その恐れはとうとう現実のものとなったのだった。
因みに余談だが、この作品ではテレサが衣服をまとっていた為、ガッカリしたファンが多かった。
このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・テレサ (宇宙戦艦ヤマト)を利用して作成されています。変更履歴はこちらです。 |