サキエル
提供: Yourpedia
『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するテレビ版の第壱話、第弐話に第3使徒として登場した。テレビ版の第壱話、第弐話に登場。名前の由来はユダヤ・キリスト教伝承の「水」を司る天使・木曜日の守護天使「サキエル」から。
概要[編集]
セカンドインパクト以来、15年ぶりに出現した使徒。四肢を持つ人型ではあるが、手足の形状は細く長い。首にあたる部分はなく、頭部は仮面のような無機質な形状をしている。最初は近接戦闘のみを行っていたが、国連軍のミサイル攻撃から、長距離攻撃(右腕部より射出される光のパイルと呼ばれる光線状の槍)も覚えた。N2地雷によってダメージを受けた際に2つ目の顔を出現させている。EVA初号機の初陣となった戦闘では、初号機の右目を掌から出る光の槍の様な物で貫き活動停止に追い込んだ。最終的には再起動して暴走した初号機の手によってA.T.フィールドを破られた上コアに亀裂を入れられ、初号機を巻き込み自爆したものの、初号機の殲滅は果たせなかった。
本アニメの企画書第2版によれば、本来は第八話で、国連艦隊に護衛された弐号機と戦うためにデザインされた使徒であるが、最終的には第壱話へ転用された[1]。
サキエルの顔は、アニメで初めて登場した使徒ということもあってか、使徒全体のシンボル的に扱われ、Tシャツなどのグッズも製作・販売された[2]。
脚注[編集]
- ↑ 『ニュータイプ100%コレクション 新世紀エヴァンゲリオン』(角川書店)に収録。
- ↑ 新世紀エヴァンゲリオン 使徒 Tシャツ、eva store
- ↑ 漫画『新世紀エヴァンゲリオン』第2巻あとがきより