アレクサンドル・ラム
アレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・ラム(ロシア語:Алекса́ндр Алекса́ндрович Рамм;ラテン文字転写例: Alexander Alexandrovich Ramm, 1988年5月9日[1] - )は、ロシアのチェロ奏者。[2][3][4][5][6]
ウラジオストク出身。1994年にカリーニングラードに移住し、1995年からグリエール音楽学校でスヴェトラーナ・イヴァノヴァにチェロを学び、[7]9歳の頃から演奏活動を始めた。[8]1998年にアレクセイ・セレズネフのマスター・クラスを受講してモスクワでの勉学を勧められたことでモスクワに移り、[9]モスクワ州立音楽大学[10]に進学し、マリア・ジュラヴレヴァにチェロを師事。その後、モスクワ音楽院でナタリア・シャホフスカヤにチェロ、[11]アレクサンドル・ボンドリャンスキーに室内楽[12]をそれぞれ学び、2012年に卒業。在学中より数々のコンクールに入賞しており、2003年にモスクワの若いチェロ奏者コンクールで1位、2005年にアメリカはボストンのケンブリッジ国際コンクールで1位、2006年にはモスクワ・ロマンティック音楽祭のグランプリ、2010年には南アフリカ共和国主催の国際チェロ・コンクールで4位、北京国際音楽コンクールで2位、全ロシア音楽コンクールで1位、2012年にザグレブのアントニオ・ヤニグロ国際チェロ・コンクールで4位にそれぞれ入賞。[13]モスクワ音楽院を卒業するころにはベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に留学して、フランス・ヘルマーソンの薫陶を受けた。2013年にはヘルシンキのパウロ国際チェロ・コンクールで4位[14]、2015年にチャイコフスキー国際音楽コンクールのチェロ部門で2位入賞して名声を確立。[15][16]
脚注[編集]
- ↑ (2018) Александр Рамм 2018 arch. 2022-08-03 2022-08-03
- ↑ (2021-12-22) Под звуки виолончели Комсомольская Правда arch. 2022-11-23 2022-11-23
- ↑ (2018-11-17) Александр Рамм: “Я всегда открыт для критики” Classical Music News.Ru arch. 2022-11-23 2022-11-23
- ↑ (2015-12-15) Александр Рамм: «Не ты выбираешь волшебную палочку, а она тебя» Classical Music News.Ru arch. 2022-11-23 2022-11-23
- ↑ (2015-02-07) Александр Рамм: «Музыканту нелегко стать самим собой» Classical Music News.Ru arch. 2022-11-23 2022-11-23
- ↑ (2017-11-21) Александр Рамм: «Музыку Шостаковича нельзя понять, не зная, что с ним происходило» Classical Music News.Ru arch. 2022-11-23 2022-11-23
- ↑ (2014-03-19) Александр Рамм: “Педагоги сказали, что я уже староват для скрипки” Classical Music News.Ru arch. 2022-11-23 2022-11-23
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