ぴえろ

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

株式会社ぴえろPIERROT CO.,LTD.)は、アニメーションの企画・制作、ならびに版権管理を主な事業内容とする日本の企業である。

株式会社ぴえろ
PIERROT CO.,LTD.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称
本社所在地  181-0013
東京都三鷹市下連雀二丁目29番13号
電話番号
設立 1979年5月(株式会社として)
業種 5250
事業内容 アニメーションの企画制作、版権管理事業
代表者 布川郁司(代表取締役)
資本金 353,270,000円(2002年4月現在)
売上高
総資産
従業員数
決算期
主要株主
主要子会社
関係する人物
外部リンク www.pierrot.jp/(公式サイト)
特記事項:日本動画協会正会員</br>福岡分室:福岡県福岡市東区香椎駅前二丁目15番1号香椎永野ビル6階

概要・沿革[編集]

1977年4月、アニメーター、演出家の布川郁司が朋映、虫プロダクション竜の子プロダクションを経て、上梨満雄、ときたひろこらとともに演出家のグループとして発足。吉祥寺のマンションで活動を開始した。『みつばちマーヤの冒険』などを手がけた後、学習研究社からの依頼で、『ニルスのふしぎな旅』を制作するため1979年にアニメの制作スタジオとなり、株式会社に改組。「株式会社スタジオぴえろ」を設立して三鷹市にスタジオを構える。当初は『ニルスのふしぎな旅』を作るためだけに設立されたスタジオで、布川、上梨の他、竜の子プロダクションの演出スタッフであった経歴を持つ鳥海永行案納正美高橋資祐押井守らが参加した。人脈的には同プロダクションの流れにあるスタジオである。また、演出家が集まって作られたため、演出家の力が強いことも当初の特徴の一つであった。制作にあたってもスケジュールに余裕をもって良質な作品を作る制作環境であったという。

『ニルスのふしぎな旅』以降もテレビシリーズを制作。設立当初は学習研究社からの発注される仕事が多かった。1984年5月、版権管理事業を行う組織として「株式会社ぴえろプロジェクト」を設立した。これは請負による制作だけでは十分な利益が得られなかったことによるものである。また、本体と別会社にしたのは、当時のアニメーション業界では、制作会社が作品に対して権利を持ち、商品化を行うことに対する偏見があったためであったという。

1981年から放送されたキティ・フィルム製作の『うる星やつら』のアニメーション制作を担い一世を風靡。1983年に始まる自社オリジナルシリーズの「ぴえろ魔法少女シリーズ」では制作会社から出資も行なう製作会社へと転換を図って、ぴえろのブランドを認知させた。1983年には世界初のオリジナルビデオアニメ作品とも言われる『ダロス』を制作して、アニメ史に名を残した。テレビアニメでは、『うる星やつら』以降、フジテレビ系列で放送された作品を多く手がけ、1987年の『きまぐれオレンジ☆ロード』に始まる同社の『週刊少年ジャンプ』原作作品のアニメ化路線は、1992年の『幽☆遊☆白書』で視聴率的にも成功を収める結果となり、以後も数多く手がけることとなった。

2002年、「株式会社スタジオぴえろ」と「株式会社ぴえろプロジェクト」の両社を合併し、商号を「株式会社ぴえろ」に変更。2004年から、制作ブランド名として「studioぴえろ」の名称を使用している。

主な作品[編集]

テレビシリーズ[編集]

1980年代
1990年代
2000年代

OVA[編集]

1980年代
1990年代
2000年代
  • I"sシリーズ
    • フロム I"s アイズ -もうひとつの夏の物語(2002年-2004年)
    • I"s Pure(2005年-2006年)
  • 最遊記RELOAD -burial-(2007年)
  • テガミバチ〜光と青の幻想夜話〜(2008年)※ジャンプスーパーアニメツアー上映作品

劇場映画[編集]

1980年代
1990年代
  • 幽☆遊☆白書シリーズ
    • 劇場版 幽☆遊☆白書(1993年)
    • 劇場版 幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆(1994年)
2000年代

ゲーム[編集]

関連人物[編集]

アニメーター・演出家[編集]


その他[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

Wikipedia-logo.svg このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・ぴえろを利用して作成されています。変更履歴はこちらです。