ぱるメロ!

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ぱるメロ!(ぱるめろ)は、パカパカパッションシリーズの知名度アップと、復活を願った人々が集まり(TEAM P.M.E)製作したフリーウェアの音楽体感ゲームである。内容的にはパカパカパッションとほとんど同じで、一つの楽曲に対して8つのパート(正確には最高10パート)で遊べる楽しさがある。ぱるメロ!でパカパカパッションを始める人も居る一方、パカパカパッションと内容もほぼ同じでフリーウェアということから、パカパカパッションから乗り移る人も居る。なお動作環境はWindows XPまでしか基本的に対応しておらず、Windows Vista以降のOSとMacには対応していない。

主なシステム[編集]

  • シングルツアー

4ステージ制。相手に勝てば、次のステージに進める。成績によっては、2ステージか3ステージで終わることもある。パカパカパッションと同じく、チップが多く溜まってリミットラインを越えると、3カウント後に強制終了。ただし相手が強制終了した場合でも、そのパートの音楽は消えない。

  • フリーモード

好きな曲・パートを選んで演奏。最初は1曲・4パートだけだが、ゲームが進むと16曲・100パート以上を演奏出来るようになる。強制終了はない。

  • スペシャルモード

条件を満たすと遊べる。パカパカパッションの「大会モード」にあたる。

  • 難易度表示

パートの難易度をレベル(星の数)と、ランクで表示。初級(星1~2)・中級(3~4)・上級(5~6)・超上級(7以上)の4段階。

  • 得点計算

得点計算はパカ2以降と同じ。各パートの最高得点は「チップ数合計×800-1200」。

  • リプレイデータ

演奏の内容を記録し、再生が出来る。またメールに添付して離れた他人に送り、対戦させる事もできる。

キャラクターについて[編集]

この作品には表パート担当の4人、裏パート担当の4人、隠しキャラ1人(1人だが2パート)、合計9人のキャラクターが登場する。彼らが楽器を演奏し、勝負を行うというスタイルとなっている。プレイヤーはこのキャラクターを選び、プレイするパートを決める。

表パート担当[編集]

最初から選べる。簡単な譜面が多い。

カシアラ 年齢不詳(担当パート:メロディ)
プロフィールは名前と性別以外「不明」で統一されており、その殆どは謎に包まれている不思議なキャラクター。16曲中、上級が7曲あるものの初級クラスの譜面も多いので初心者向け。頭巾の上にいる蛇の名前は「ニシカーワ」。
アンバー 7歳(担当パート:ピアノシンセサイザーキーボードギターなど)
最年少で「~ですの」が口癖。カシアラと同じく初心者向けで、上級は6曲。
ジェード 13歳(担当パート:ギター、ベース、シンセサイザーなど)
イタズラが大好きな悪魔の男の子。いつも羽で宙に浮いているうえ、額には3つ目の目がある。上級9曲と、不規則で難しいパートが多い。
クー 12歳(担当パート:ドラム
半獣人。動物の王になるのが目標。上級が10曲あり、4人の中では最も難しい。

裏パート担当[編集]

条件を満たせば使用出来る。基本的に表キャラと同じ楽器で、難しい譜面が多い。裏キャラの楽譜が本来の楽譜で、そこからチップを抜いて簡単にしたのが表パート。

チルカ 16歳
元々嫌いだった音楽に目覚めた、お菓子作りが趣味の女の子。超上級は8曲と、裏キャラでは簡単な方。
ルリカ 12歳
猫のコスプレをして、アイドル歌手を目指している。超上級は11曲で、チルカと同じく、裏キャラでは簡単な方。
チェリオ 11歳
DJを目指す男の子。ジェードと同様イタズラ好き。幼馴染のチルカとは仲が良い。超上級は11曲ある。やはり不規則な譜面が多く、レベルが高い。
フラット 12歳
格闘技が好き。実年齢より年上に見られる事が多い。超上級が14曲もあり、8人の中で最も難しい譜面を演奏する。

隠しキャラ[編集]

ノヴァっ娘 17歳
猫のような女の子。普段は進行役だが、条件を満たすと演奏可能。各楽曲の譜面を、更に難しくしたパートを担当しているキャラである。また、別のバージョンのノヴァっ娘も存在しているので実質2パートを担当しているキャラでもある。なお、「猫のコスプレをした人間」であるルリカとは違い、人間ではないが猫でもないらしい。未成年だが酒好き。

その他キャラ[編集]

シャープ
フラットの姉。職業は刑事で、趣味は弟いじめ。そのためフラットには嫌われている。ゲームには登場しないが、公式サイトにイラストがある。
ルルちゃん
ルリカのペットの猫。

収録されている楽曲[編集]

ツアーモード第1ステージ[編集]

24SPRING 選択画面イラスト:ルリカ BPM148(BPMとは、曲のスピードの事)
24、春などと称される。フリーモードで最初に演奏出来る曲。初心者向けで、カシアラ・アンバーの2人が初級2。
trap 選択画面イラスト:カシアラ BPM118
トラップ、罠などと称される。初心者向けで、最も遅い曲。またアンバーとルリカ、ジェードとチェリオがそれぞれ違う楽器を使っている。アンバーは唯一の初級1だが、パーフェクト率は意外と伸びない。
Magnificent 選択画面イラスト:チルカ BPM121
マグなどと称される。初心者用で、唯一超上級パートが存在しない曲。綺麗なメロディーが特徴。

ツアーモード第2ステージ[編集]

Named"H" 選択画面イラスト:クー BPM142
NH、アッシュなどと称される。チェリオは超上級8と、とにかく難しい。
ピシバニール 選択画面イラスト:チェリオ BPM154
ピシバなどと称される。ピシバニールというのは元々抗がん剤の名前である。ここから第3ステージまで、初級パートが存在しない。裏キャラが全員超上級。
S.O.R. 選択画面イラスト:アンバー BPM170(終盤で175・222・103と変化)
SORなどと称される。最も速い曲。クーは中級4だが、リズムに乗りさえすれば簡単に攻略可能。反面ルリカは超上級8と、NHチェリオと同じ位の複雑な譜面。

ツアーモード第3ステージ[編集]

第2ステージでパーフェクト率が50%以上でないと進めない。ここからは隠し曲。

Destiny of Life 選択画面イラスト:ノヴァっ娘 BPM156
DoL、$(ドル=DoL)などと称される。最終ステージを目指すには、中級4のカシアラがオススメ。
the end of world 選択画面イラスト:ジェード BPM130
eowなどと称される。出現が二番目に簡単な隠し曲と位置付けられる。ゲームレベルがノーマル以上、第2ステージのパーフェクト率70%以上でないと選べない。表キャラが全員上級、裏キャラが全員超上級(しかもチルカ・チェリオ・フラットの3人がレベル8)。

ツアーモード最終ステージ ゲームレベルがノーマル以上、第3ステージのパーフェクト率77%以上で挑戦可能。

Lord of Vanquisher 選択画面イラスト:フラット BPM145
LoV、ラスボスなどと称される。ぱるメラーであるなら是非とも征したい曲であり、出現させるにはかなりの苦労を要する。カシアラは隠し曲唯一の初級(レベル2)。一方クーは表キャラ唯一の超上級(レベル7)、フラットは唯一の超上級9。

追加曲[編集]

リリース後に追加された曲。ツアーモードには登場しない。 2007年12月の更新時に追加曲専用のツアーモードとして、スペシャルモードに「TOUR PLUS」が加わった。

花散都 選択画面イラスト:チルカ BPM122
2007年7月に追加された楽曲。花などと称される。最初に追加された曲。BPMが低く、譜面も中級者向けとなっている。
月待京 選択画面イラスト:カシアラ BPM127
2007年8月に追加された楽曲。月などと称される。カシアラ上級6、チルカ超上級8と、メロディパートの難易度が高い珍しい曲である。
Sunrise Soldier 選択画面イラスト:ジェード BPM141
2007年10月に追加された楽曲。Sunなどと称される。曲のレベルが1であり、初心者向けの曲。フラットは唯一の超上級だが、他の曲の超上級と比べても易しい部類になる。
On a rainy day 選択画面イラスト:アンバー BPM164
2007年11月に追加された楽曲。使っている楽器は違うが、裏キャラであるチェリオよりも表キャラであるジェードの方がチップ数が多い初めての曲。
Snares of Monochrome 選択画面イラスト:クー BPM154
2007年10月に追加された楽曲。SoM、snaなどと称される。表パートが全て上級、裏パートが全て超上級と高難易度。
カシアラ・アンバー譜面と選択画面イラストは2007年11月に登場した。
Battle Eternity 選択画面イラスト:ノヴァっ娘 BPM186(前奏と間奏は118)
2008年5月に追加された楽曲。前奏と間奏の間はBPMが大幅に下がるが、キーボード以外のパートは譜面がないのでプレイ自体への影響は少ない。
また、BPMの下がった部分では空打ちがミスとならない特例が設けられた(ただしトレーニングではミス判定となる)。
ゆきのみち 選択画面イラスト:ルリカ BPM89
2007年12月に追加された楽曲。テンポが非常に遅いため、判定の基準が修正された。
闇夜鞍馬 選択画面イラスト:チェリオ BPM144
2007年12月に追加された楽曲。アンバーは初めてパーカッションを担当する。

Windows Vista以降の対応[編集]

このゲームはWindows XPまでしか動作保証がないため、Vista・7・8などのOSでは動作しない。有志によってVista以降のOSでも特別な方法を駆使することで動作させられることが判明しているが、プログラムの根幹をいじる作業が必要になってくるので解説サイトなどで手順を熟読してから実行した方が良い。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]