にこまるクッキー

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

にこまるクッキーとは、東日本大震災被災地支援物資のシンボルとして、料理研究家の枝元なほみを中心に、一般社団法人「チームむかご」が作成したクッキーのこと。

このクッキーを作る活動を「にこまるプロジェクト」と名づけている。

概要[編集]

バター、砂糖、薄力粉を合わせた生地の中にドライフルーツなどを詰めて丸め、竹串やスプーンで目と口を描いて焼き上げる。

だれでも失敗なく簡単に作れる上、見た目がかわいらしく、しかもおいしいことから、作っている人も、見る人も、そして食べる人もみんなを笑顔にできる力があるということで、被災地支援物資のシンボルとして作られた。

当初は東京でボランティアが作り、セカンドハーベスト・ジャパンを通して各地の避難所に届けるという形だったが、被災地の食料事情の変化とともに、今度は被災地で被災者がクッキー作りをし、非被災者がそれを購入して支援する方向にシフトチェンジしている。

第一弾として、福島県会津美里町に避難している福島県楢葉町の人たちが作ったものが青山のファーマーズマーケットで販売され、70袋が数時間で完売となった。

作り方[編集]

2011年4月4日にNHKあさイチ」で作り方が紹介され、反響を呼んだ。[1]

にこまるハガキについて[編集]

にこまるプロジェクト」の大切な趣旨のひとつは、「被災者と非被災者をつなぐ」ことであり、「にこまるハガキ」は、その目的のための取り組みとして行なわれている。「にこまるクッキー」を買うとついてくる「にこまるハガキ」の表には、会津美里町に避難している楢葉町の方々のメッセージと名前、避難先が書かれており、ハガキを手にした人(クッキーを買った人)がその裏側にメッセージを書いて投函すると、会津美里町ボランティアセンターを通じてメッセージを書いた被災者に届く、というシステム。被災地と非被災地の人達がそれぞれハガキを通して思いを伝え、つながりを少しでも感じられるようにと、始められた。[2]

テンプレート:Food-stub