シスメックス
提供: Yourpedia
シスメックス株式会社(Sysmex Corporation)は、兵庫県神戸市に本社を置く医療機器メーカー。世界190か国以上で事業を展開。海外売上高比率80%以上。ヘマトロジー(血球計数分野)、血液凝固分野、尿沈渣検査分野で世界首位。TOPIX Large70構成銘柄。2021年時点で兵庫県に本社を置く企業の中で時価総額トップ。
目次
概要
1961年に、東亜特殊電機株式会社(現TOA株式会社)が発足した研究室が大元である。その後1968年に前身となる東亞医用電子株式会社(東亜特殊電機株式会社の販売会社)が発足、1978年にSysmexブランドが確立され、主に血液分析装置の開発を行った。1998年にそれまでのブランド名を使用し、シスメックス株式会社と社名を変更する。現在は尿検査装置、免疫検査用試薬などを手がけ、特にヘマトロジー、血液凝固検査、尿沈渣検査では既にグローバルトップシェアを有している。遺伝子分野を次の成長源に据える。
神戸市西区の西神戸工業団地に研究所が、加古川市に工場がある。
主な分析装置
血液分析装置
- Sysmex XN-9000
- Sysmex XN-3000
- Sysmex XN-2000
- Sysmex XN-1000
- Sysmex XN-550
- Sysmex XN-450
- Sysmex XN-350
- Sysmex XN-330
- Sysmex XE-5000
- Sysmex XE-2100
- Sysmex XT-4000i
- Sysmex XT-2000i
- Sysmex XT-1800i
- Sysmex XS-1000i
- Sysmex XS-800i
- Sysmex KX-21
- Sysmex pocH-100i
- Sysmex SP-1000i
血液凝固測定装置
- Sysmex CS-1600
- Sysmex CS-5100
- Sysmex CS-2500
- Sysmex CS-2400
- Sysmex CS-2100i
- Sysmex CS-2000i
- Sysmex CA-8000
- Sysmex CA-1500
- Sysmex CA-500
- Sysmex CA-50
尿検査装置
- Sysmex UF-5000
- Sysmex UD-10
- Sysmex UC-3500
- Sysmex U-WAM
- Sysmex UC-1000
- Sysmex UX-2000
- Sysmex UF-1000i
- Sysmex UF-110i
- Sysmex UF-50
免疫凝集測定装置
- Sysmex HISCL-800
- Sysmex HISCL-5000
- Sysmex HISCL-2000i
- Sysmex PAMIA-40i
医療ロボット
スポーツ
フィギュアスケート
所属選手
女子陸上競技部
2005年12月1日、グローバリー女子陸上競技部が廃部するのに伴い、全選手・スタッフ陣営らを引き継ぐ形式でスタートした。
元所属選手
- 野口みずき(2004年アテネオリンピック女子マラソン金メダリスト・現女子マラソン日本記録保持者。2016年4月引退。2016年7月退社。)
- 後藤沙織(退社後、陸上自衛隊自衛官を経て、声優・ラジオパーソナリティとして活動)
主な指導者
協賛イベント
- 神戸マラソン - 特別協賛スポンサー。第1回大会より。
評価・ランキング
- 2017年 経済・環境・社会の3つの側面から企業を分析し、持続可能性(サステナビリティ)に優れた企業を選定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス」に2年連続選定。日本企業からは31社が選定。
- 2016年 第14回産学官連携功労者表彰経済産業大臣賞:「世界初・糖鎖を使った肝線維化診断システムの実用化」[1]。
不祥事
脚注
[ヘルプ]
- ↑ 産学官連携功労者表彰とは 内閣府
- ↑ 所得隠し:シスメックス、2年で3億2000万円−−大阪国税局指摘 毎日新聞 2012年9月26日
関連項目
- みなと異人館 - 2012年より同社のゲストハウスとして使用。
- TOA - かつての親会社
- シーメンスヘルスケア - 医療機器の輸入販売を行う企業でシーメンスヘルシ二アーズの日本法人の一つ。設立当初は同社とシーメンスヘルシ二アーズの合弁だった
- 創価学会 - 同社は創価とパイプが太いことで知られている