日立マクセル
日立マクセル株式会社 Hitachi Maxell, Ltd.
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 東証1部 6810 1977年11月1日~上場中大証1部 6810 1977年11月1日~上場中 |
略称 | マクセル |
本社所在地 | 日本 567-8567 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 |
電話番号 | 072-623-8101 |
設立 | 1947年(昭和22年)11月7日(※1) |
業種 | 3650 |
事業内容 | 情報メディア、電池、材料・デバイス及び電気機械器具の製造・販売 |
代表者 | 角田 義人(代表執行役社長) |
資本金 | 122億0,272万円 |
売上高 | 連結:2,093億59百万円 単独:1,209億02百万円 (2008年3月期) |
総資産 | 連結:2,624億91百万円 単独:2,276億18百万円 (2008年3月31日現在) |
従業員数 | 連結:4,881名 単独:1,972名 (2008年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | (株)日立製作所 51.37% 日本トラスティ・サービス信託銀行(株) 4.56% ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505019 3.38% (2008年3月31日現在) |
主要子会社 | |
関係する人物 | |
外部リンク | www.maxell.co.jp |
特記事項:※1 登記上の設立年月日である。 |
↑日立マクセル製フロッピーディスク
日立マクセル株式会社(ひたちまくせる、Hitachi Maxell, Ltd.)は、乾電池やボタン電池、リチウムイオン電池などの電池、オーディオテープ、ビデオテープならびにコンピュータテープなどの磁気テープの製造・販売、CD、DVDなどの光ディスクを販売する日立グループの大手メーカー。委員会等設置会社である。
概要
電池、記録メディアの大手メーカー。微粒子材料をセパレータやフィルムに付着させる技術から、乾電池や磁気テープが生まれたといわれる。音楽用カセットテープが有名だが、もともとフィリップスの音楽テープ規格であるカセットテープを日本初で製品化したことから始まる。電池ではアルカリ乾電池や酸化銀電池を日本初で製品化している。
資本面では日立製作所の子会社であり、共同で材料の調達や、日立製作所へOEMにて製品の供給も行っている。しかし、営業面では、マクセルの主力分野が乾電池や磁気テープ、光ディスクであることからも判るように、他の日立グループの企業と距離を置いて独自の活動を行っている面があったが(「企業集団の状況」)、2009年に日立グループの成長力、競争力強化を目的にマクセルの持つ電池事業へ経営資源を注力するため、日立製作所の完全子会社化を決断した。
また、一般の目に触れることはないが、他社へのOEM用として、コンピュータテープ、ボタン電池、リチウムイオン電池、光学レンズ、磁気カード、ICカードの製造も行っている。
社名の「マクセル」は乾電池のブランド名『MAXELL(Maximum Capacity Dry Cell=最高の性能を持った乾電池)』から。
現在ではCD-R/W、DVD、BD-Rやミニディスク等の光ディスクの自社生産からは撤退し、台湾メーカなどに生産委託を行い「Maxell」ブランドで販売をしている。
沿革
- 1961年(昭和36年) 日東電工の乾電池、磁気テープ事業を分離し、「マクセル電気工業」を設立。
- 1963年(昭和38年) 国産として初めてアルカリ乾電池を製造。
- 1964年(昭和39年) 日立製作所の子会社となり、日立マクセル株式会社と改名。営業本部を東京に設置。
- 1966年(昭和41年) 国産として初めてカセットテープを商品化。
- 1973年(昭和48年) 高性能マンガン乾電池「塩化亜鉛形乾電池」を商品化。
- 1976年(昭和51年) 国産として初めてフロッピーディスク「FD-3200S」(8インチ型)を商品化。日本初の酸化銀電池を商品化。
- 1977年(昭和52年) 東京証券取引所・大阪証券取引所市場第2部に上場。
- 1978年(昭和53年) VHS方式ホームビデオカセットを商品化。
- 1980年(昭和55年) 東京・大阪証券取引所市場第1部に指定。
- 1981年(昭和56年) コイン形二酸化マンガンリチウム(CR)電池を商品化。
- 1984年(昭和59年) 12型追記型光ディスクカートリッジを商品化。ICカード、メモリカードを製造。
- 1987年(昭和62年) DAT用テープを商品化。
- 1989年(平成1年) BETACAM SP・B-MBQシリーズ発売、放送局むけ業務用テープ市場に本格参入。
- 1991年(平成3年) 3.5型光磁気ディスク(MO)を商品化。
- 1995年(平成7年) 書き込み可能なコンパクトディスクCD-Rを商品化。世界初の光変調オーバーライト方式MO(RD-M230)を商品化。
- 1996年(平成8年) リチウムイオン電池を製造。ニッケル水素電池を商品化。
- 1998年(平成10年) 世界初のDVD-RAMを商品化。本社機能を東京に移転。
- 2000年(平成12年) 世界初のビデオカメラ用DVD-RAM(8cm)を商品化。
- 2006年(平成18年) 世界初のHD DVD-Rを商品化。BD-R、BD-REを商品化。
- 2007年(平成19年) 日立製作所が、薄型テレビ「Wooo」に着脱可能なHDD「iVDR」搭載機を加えたのに合わせ、160GBと80GBのiVDR「アイヴィ」を発売。世界初のBDビデオカメラ用BD-R、BD-RE(8cm)を商品化。
- 2008年(平成20年) 本社機能を大阪府茨木市に移転。
- 2009年(平成21年)10月 親会社の日立製作所が、完全子会社化を目的として株式公開買い付けを実施し、94.27%の株式を取得。
広告宣伝関係
- maxell エピタキシャル ビデオカセット キャンペーンソング
- maxell カセット UDシリーズ・キャンペーンソング
- 山下達郎『RIDE ON TIME』(1980年)
- 大貫妙子『黒のクレール』, 吉田美奈子『BLACK EYE LADY』, RAJIE『BLACK MOON』(1981年)
- THE MODS『激しい雨が』(1983年)
- ワム!『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』(1984年)
- ワム!『FREEDOM』(1985年)
- TM NETWORK『THE POINT OF LOVERS' NIGHT』(1990年)
- TMN『TIME TO COUNT DOWN』(1990年)
- maxell カセット XLシリーズ・キャンペーンソング
- maxell カセット CD-XL
- maxell カセット UR-Fシリーズ・ラジオCM
- maxell MDシリーズ
- maxell MD pureシリーズ
- 米村でんじろう 超長持ち乾電池ボルテージイメージキャラクター(2008年〜2009年)広告・ポスターのみ。CM展開はしていない。