ケロヨンクラブ (アンサイクロペディア)
ケロヨンクラブとは、オウム真理教内部に存在した、キャラクターのケロヨンのファンクラブ。地下鉄サリン事件が発生した事による同教団の解散(分裂)後に分派として「ケロッ」と独立した。
概要[編集]
センター代表は大島北澤優子。彼女の趣味でかねてよりカエルのキャラクターであるケロヨンが好きな信者[1]を中心に交流が起き、結果として尊師公認のファンクラブが発足した。本来は宗教団体内でのこの様なファンクラブ、ひいてはキャラクターの愛好は疑問視されるであろうところであるが、申請の際に北澤が「尊師の肖像の代用品としてケロヨン人形を本尊としたい」と伝えたために認可されたと言われている。言うまでもないが麻原とカエル(ケロヨン)は似ても似つかないばかりか共通点も特には無い。ちなみに、カエルは跳ぶことはできるが飛ぶことは全くできない。
後に、修行中に死者を2名出してしまったことで傷害致死罪で数名が逮捕された他「ケロヨンクラブは原点回帰(原点に帰る事)を目指しているのに帰らぬ人が出る結果となった」と、名と実が全く一致しない事でバッシングを受け、宗教団体としては幽霊化する。
生活[編集]
食事はオウム真理教時代のストイックな食事[2]を多少緩和した感じである。
主食には「ケロッグ」製のコーンフレーク等を毎日食べる(ただし「牛乳は殺生に当たるとしてかけない」「乳製品を原料に含む商品は購入しない」などの徹底はされていた)。
ちなみに、本尊にしていたケロヨン人形にはハエトリシメジで捕えたハエをほぼ毎日供えていた。
社会への影響[編集]
90年代後半には同教団への関わりが疑われる為、多くの薬局の前によく置かれているカエルの置物が一時撤去される騒ぎが起きた。
ちなみに、『けいおん!』、及びそれを原作として2010年に放送されたアニメ第二期(けいおん!!)の初期の話にはこのケロヨンを入り口に置いたりして勧誘する描写があった為、同教団との関連がアニメファンの間で盛んに噂されていたが、作者のかきふらい氏や出版社の邦文社を含む制作サイド及び京都アニメーションは全面的に否定している。ちなみに、TBSは沈黙を通している[3]。