壁ドン (アンサイクロペディア)
壁ドン(かべ-)とは、壁に追い込まれて「ドン」とされる行為。2008年ごろから女性があこがれるシチュレーションとして注目されている。
ちなみに、集合住宅等で隣の部屋が騒がしい時に壁をドンと殴る行為を表す、古くからあるネットスラングではあるが、この記事を読んでいる人は誰も気にしない。
概要[編集]
壁に背中を預けた状態で、喪黒福造氏に「ドーーーーーーーーン!」とされることを表す。ドーン!とされる場所はどこでもあるわけだが、壁に追い込まれた状態で行われる行為について特別に名前が付けられている。
この行為は1968年ごろから存在するが、当初からこの名前が付けられているわけではない。元々はネットスラングとして使われていたのだが、それとはまったく無関係に、2008年ごろからなぜか女子中高生らが使い始めて流行し、なぜかメディアに取り上げられて現在に至っている。
壁ドンのやり方[編集]
「壁ドンにあこがれているがやり方がわからない」という人のために一般的に知られている方法を記載します。
- まず、深刻な悩みを抱えましょう。どんな些細なことでもかまいません。
- 夜の町をさまよいましょう。
- すると、どこからともなく喪黒福造氏が現れます。
- バー『魔の巣』で悩みを打ち明けましょう。喪黒氏は驚くような解決法を提示してくれるはずです。
- 喪黒氏の解決法を実行しましょう。悩みは解決されるはずです。
- 解決法と同時に、喪黒氏からやってはいけないことを忠告されるはずです。それを全力で見逃して破りましょう。
- しばらくすると「あ~な~た~は約束を破りましたね~?」と喪黒氏が現れるはずです。
- 逃げましょう。
- しかし、喪黒氏に袋小路に追い詰められるはずです。さあ、ここで壁を背にしておびえましょう!
- ドーーーーーーーーン!
これであなたも「壁ドン」を体験できます。みなさんも是非実行しましょう。
(注意)なお、これを実行した後、あなたがどうなろうと執筆者をはじめとするアンサイクロペディアは一切関係ありません。
なぜ女性があこがれるのか[編集]
人間は恐怖に襲われたとき、その恐怖心を別の感情に置き換えてしまう、ということがよくある、と言われている。恋人にしたい異性がいるときに、お化け屋敷やジェットコースター等恐怖マシンに同乗させるテクニックはここから言われている。
恐怖心が大きければ大きいほど、置き換えた感情のドキドキ感が強くなるはず。では、ものすごい恐怖とはどのようなシチュレーションなのか、ということで喪黒氏の上述のシチュレーションが思いついてしまった、というところから広まったようだ。
確かに、「これから自分がどのような目に遭うのか」という、ものすごい得体の知れない恐怖は他にはなかなか巡り逢えないとはいえ、他に状況はなかったのだろうか。ただ、多くの女子中高生がこの壁ドンにあこがれている、というのだから女性には理解できる魅力があるのだろう。