アンサイクロペディア

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アンサイクロペディア(Uncyclopedia)とは、ユーモア・風刺を目的としたウィキペディアパロディサイト。

概要

有名な記事としては不祥事などに関してマスメディアで報道される謝罪行為の数々を競技として揶揄する『エクストリーム・謝罪』などが存在している。

アニメ声優といったサブカルチャー系の記事が豊富である。また、2ちゃんねるニコニコ動画と関わりの深い項目が多くあることから、2ちゃんねらーニコ厨の関与が多いと思われる。

アンサイクロペディアの問題点

低質なユーモア

  • ユーモアがどうとかほざいているが、アンサイクロペディアの記事にユーモアらしきものは見当たらない。ガキが考えるようなかなり低レベルのギャグや、ただの悪口をブラックジョークだと言い張っている勘違い記事がたまに見られ、まあとにかくクソである。記事を作った本人はおもしろいと思っているのだろうか?パロディ記事を目指しているのか失笑されることを目指しているのか不明である。

不具合の多さ

  • かつてのアンサイクロペディアは重すぎてページの表示に時間がかかり、サーバーが頻繁に落ちることがあった。
  • 最悪の場合だとサーバーが復旧するとサイトの状態がかなり以前の状態に巻き戻っているということも何度かあった(記憶喪失と呼ばれる)。
  • 近年では円滑に閲覧できるようになったが、uncyclopedia.infoドメインだと保存したはずの記事の変更が反映されないという不具合が数年にわたって放置されており、多くの編集参加者を遠ざけていると考えられている。

やりたい放題

  • 明らかに著作権の侵害と思しき記事や画像などがある。
    • 例としてアンサイクロペディアにおけるユアペディアの記事は、ユアペディアにある「Chakuwikiの管理者」の記事の名刺部分だけを改竄したもの。さすがパロディを自称するだけのことはある。
  • さらに、ユーモアとは名ばかりの批判・中傷、侮辱罪や名誉毀損に当たるような記事(「免責テンプレート」を貼れば誹謗中傷がある程度許容されるという認識がサイト内で広まっている)や、ユーモアと全く関係ない完全な個人的見解を堂々と保護している。
  • あからさまな差別記事は削除されるが、遠まわしな差別記事はユーモアとして許容され、これを根拠に人種差別(特に韓国を揶揄する)を含む記事が多数存在する。以下に例を載せる。
    • パクリ大韓民国に転送。盗作韓国式作曲法に転送。、その記事中で「朴理(パクリ)」という韓国の主要産業であると説明している(大韓民国#朴理(パクリ) - アンサイクロぺディア])。また、盗作は韓国式作曲法に転送され、ここでは上記の「朴理」を用いて作曲する手法であると述べられている(盗作 - アンサイクロぺディア])。さらに、強姦は韓国の国技・朝鮮民族(ネット右翼の脳内に存在するUMAで、拉致と食糞が特徴)という記事もある。
    • 特定アジアという記事があり、大阪民国が含まれる。
    • 自民党創価学会公明党など政権党や民主党共産党社民党などの野党まで、政治家を揶揄する記事もある。
    • 亀田大毅が切腹して死んだことになっており、切腹してない等と書き込めば削除される(ただし、亀田はその8日後に復活したことになっている)、切腹してない等と書き込めば削除される。
    • 一番揶揄の対象になっているのは、hydeである。彼の低身長を揶揄する記事が多くみられる(関係の無いところで「hydeの身長は156cmである」と書き加えられている)。
  • にもかかわらず、新たに作成される記事に対しては本家顔負けの非常に厳しい検閲があり、新規ユーザーによる新規ページ作成はイチャモンを付けて積極的に削除するなど、俺ルールや管理者の意思を優先している。
    • 2007年前後の黎明期には大手検索サイトにおけるヒット率の上昇やそれによる利用者の増加こそあったが、設立の中心メンバーが独断で選んだ管理者と特定の投稿者がサイト運営の主導権を握るようになり、こうした体制を批判する側の利用者は問題利用者としてブロックされるなど、この点も本家と同様の様相を呈しているとされる。
    • 管理者権限の付与や剥奪がAsakazeMuttley(通称: 天皇)の一存にゆだねられていた時期は「半ば独裁」と呼ばれていた。但し補足すると、前者のAsakazeは2014年12月4日を最後に活動が途切れたため2015年4月に休職扱いとして管理者権限が剥奪され、後者の天皇は、2011年11月24日に提起され翌年2012年1月25日に可決された不信任動議によって管理者を解任された[1](管理者不信任動議規定が成立されてから初めての不信任動議であった)。
    • 記事の削除理由となるイチャモンの例としては「文字数が少ない」「どうしようもない(低質すぎて改善しようのない)記事」など。前者に関してはその記事よりずっと文字数の少ないページが存在していようが都合の悪い事は無視。基本的に記事の存続基準が曖昧なためこうなる。キチ害どもの検閲によって削除されたものについてはCategory:アンサイクロペディアに書くと削除される記事を参照の事。
    • 逆に管理者や有力ユーザーが作成したり支持したりした記事については、どんな糞記事(妄想・内輪ネタ・悪口など)であっても削除されない。もっとも顕著な例としては『ひよこ陛下』の記事があるが、最悪の例だと有力な編集参加者を美少女キャラクター化して列挙する『アンサイクロペディア (エロゲ)』という記事もある。この最悪の例はよりにもよって一時期間に秀逸な記事として掲げられていたが、さすがにアンサイクロペディア内部でも疑問視する声が多数上がったためか2010年に秀逸枠から外された。それでも未だにそのノリを復活させようとする動きがたまに起こるのが戦慄ものである。
    • 上に述べられたような削除されない記事も含めた過去の糞記事は歴史的価値が与えられており、何のかんのと理由をでっちあげて保護される。
    • 有力な参加者同士には同調意識が発生しているとの噂があり、ある有力な参加者が削除を提案すると他の参加者も同調する、などがその理由とされている。
    • 滑稽なのは、アンサイクロペディアの「マスコミ(「マスゴミ」で検索しても同じ所に通じる)」という項目であろう。いわく「マスコミがネットを『悪』と決め付けるのは、そこに流れる「生」の情報がマスコミの意図的な偏向姿勢を露見してしまうからである」とのことだが、アンサイクロペディア自身がこの記事で言うところの「マスゴミ」になっている反面、当のアンサイクロペディア(の管理側)は気付いていない。
    • 管理者によって無期限の追放処分にされた人物の利用者ページには「このユーザーはついにバカの帝王の栄誉を獲得しました」などと書かれた、悪意に満ちたテンプレートが追加される。
  • 基本的にアンサイクロペディアにおいてはwikipediaの風刺も容認されているが、その風刺対象であるwikipediaが陥っている落し穴に、自らもまたそれをトレースするかのごとくすっぽりと嵌っているその様は、まるで「自分で自分を風刺してくれ」と言わんばかりの滑稽なアイロニーであるといえる。
    • 但しアンサイクロペディアの場合、ウィキペディアとは決定的に異なり「公平中立」「公正明大」「百科事典」という自ら掲げる建前も元より存在しない。かつ大手検索サイトと密接な繋がりを持つウィキペディアと異なり、アンサイクロペディアはあくまでマイノリティとしてのスタンスを堅持している(その様はむしろ意図的ですらあり)。また、その属性としても前述のウィキペディアにおける「建前」が存在しない為、ここユアペディアと同様に形式的にはウィキペディアと同じようなものであっても、あくまで、ごく「私」的なHPであるという事であり、である以上、こういった諸々の問題点も(道義的にはともかく)形式的には「問題ない」「嫌なら見るな」で片付けられてしまう帰来があるようだ。ただし近年は少しずつメジャーに近付いており(後述)、このまま順調に世間一般への認知度が高まっていけば、それにつれてそういった杜撰な対応が自分の首を絞める事になるといった、ウィキペディア(特に日本語版)の陥っているドロ沼を忠実になぞっている傾向にある。

その他の具体的事例

  • 事実を皮肉ったポケモン板の記事はチラシの裏にでも書いてろとすぐ削除するくせに、明らかにユーモアが欠けまくっている鴨厨が書いた悪口だらけのカスミとヒカリの記事は削除しない。
  • アドルフ・ヒトラー金正日を美化して書いている一方、野比のび太を悪く書いているが、仮管理者は「のび太君」と呼ばれている。
  • 東方信者に都合の悪い記述は問答無用ですぐに削除される。
  • 反感を覚えた一部の利用者が立ち上がり、日本さいころペディアを立ち上げたが、さびれてしまった。

脚注

  1. Forum:Muttley氏への意見提出 (管理者不信任動議) - アンサイクロペディア

関連項目

このページに戦いを挑んで敗退したアンサイクロペディアン一覧

外部サイト