ポリゴンZ
ポリゴンZ(ポリゴンゼット)は、ポケットモンスターシリーズに登場する491種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。
特徴
ポリゴン2の進化形。異次元空間でも自由に行動可能となることを目的として、性能の向上を図りパッチプログラムを当てられプログラムを修正されたが、プログラムにミスが存在し本来の行動プログラムにもバグを生じさせ、不審な動作をするようになった。
ポリゴン2の尻尾が足になり、足に当たる部分が手のようになっている。頭部にはアンテナのような突起が存在する。ポリゴンおよびポリゴン2同様、性別は存在しない。鳴き声はポリゴンとポリゴン2のものとは大きく異なり、甲高い電子音のような奇妙なものである。
身長・重量は、ポリゴンからポリゴン2に進化した際には減少したのに対し、ポリゴンZはポリゴン2から身長・体重ともに増加している。ただし、体重は初期のポリゴンよりも少ない。
日本語版の名称にアルファベットが使用されている唯一のポケモンである。
ゲームでのポリゴンZ
『ダイヤモンド・パール』より登場。ポリゴン2にアイテム「あやしいパッチ」を持たせて通信交換を行うことで進化する。「あやしいパッチ」、ポリゴンをポリゴン2に進化させるために必要な「アップグレード」はいずれも1度のプレイで入手できる数が限られているため、入手は困難である。また、進化に2度の通信交換が必要なのはこのポリゴン系統のみである。『ブラック・ホワイト』では両道具とも実質際限なく入手できるようになった。
「とくこう」「すばやさ」が上昇するが、反面「ぼうぎょ」「とくぼう」は低下する。「とくこう」の高さはノーマルタイプ随一。また、自力で覚えられるわざに「わるだくみ」や「トリックルーム」が加わるが、一方で「かくばる」「まるくなる」など一部のわざを覚えなくなる。自身と同じタイプのわざの威力を上げる「てきおうりょく」、もしくは相手の能力によって異なる能力が上昇する「ダウンロード」のいずれかの特性を持つ。
『最強ポケモンがキミの「ダイヤモンド・パール」にやってくる』では、ノーマルタイプ特殊最強クラスになっているが投票の結果、配布はされなかった。
バトルタワーのマルチバトルではモミが、『プラチナ』の「しょうぶどころ」ではミルが使用する。
外伝作品でのポリゴンZ
『ポケパークWii 〜ピカチュウの大冒険〜』にも登場している。鳴き声は「エー…エッエ…」で、声優は三木眞一郎。ポリゴンZに声優がついたのは、同作が初めてである。
アニメでのポリゴンZ
ポリゴン、ポリゴン2とともにアニメには登場していない(ポケモンショックを参照)。
ポケモンカードでのポリゴンZ
無色タイプの2進化ポケモン。ポケモンカードDP 拡張パック「月光の追跡」で初登場した。ポケパワー「テクスチャー」の効果により、手札から基本エネルギーを1枚トラッシュすることで、そのターン中はトラッシュした基本エネルギーと同タイプになる。
公式ビジュアルブック 月光の追跡・夜明けの疾走編にはLv.Xのカードが付属する。