子安駅

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子安駅(こやすえき)は、神奈川県横浜市神奈川区子安通一丁目にある京浜急行電鉄本線である。駅番号KK33

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を有する地上駅。駅舎とホームは地下通路で連絡している。2007年にエレベーターが設置された。エレベーター同士と駅舎は地下通路ではなく、新たに設けられた跨線橋により連絡している。

普通列車は当駅で優等列車を待避する。2012年10月21日のダイヤ改正のラッシュ時の上り普通列車の場合、優等列車を2本も通過待ちを行う場合があるため、5分前後停車する。なお、20時頃になると、エアポート急行は隣の神奈川新町駅で快特の通過待ちをした後、当駅で普通列車を追い抜くという運用もある。2012年10月21日のダイヤ改正から、日中(10時~16時・休日は10時~20時)は、パターン化ダイヤになったため、エアポート急行は京急鶴見で普通を待ち合わせるため、快特のみの並走追い越し待避となり、停車時間が大幅に減った。

当駅 - 神奈川新町間は、上り線のみ複線の複単線区間である。これを活用し、ラッシュ時には普通列車と快特または特急が並走することもある。
また、神奈川新町または、当駅で優等列車の待避がある場合は、神奈川新町と子安は4番線に停車するが、例外として神奈川新町3番線を発車し子安で4番線に到着する場合がある。(普通が神奈川新町3番線を出発するときに、優等列車が同時刻に神奈川新町4番線に到着する場合)

のりば[編集]

番線 路線 行先
1・2 京急本線 横浜上大岡浦賀三浦海岸方面
3・4 京急川崎品川新橋浅草方面

かつては特急停車駅であったが、新町検車区が設置された際に急行停車駅に格下げされ、京急蒲田以南の急行廃止以後は、普通のみが停車する。そして2010年5月16日のダイヤ改正から、事実上の急行復活である「エアポート急行」が新設されたが、当駅を通過する。

利用状況[編集]

2013年度の1日平均乗降人員は7,675人である[4]。近年の1日平均乗車人員と乗降人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗車人員[5]
1日平均
乗降人員 [6]
1997年 4,937
1998年 4,855
1999年 4,665
2000年 4,562 9,181
2001年 4,390 8,858
2002年 4,056 8,236
2003年 4,026 8,178
2004年 4,001 8,152
2005年 3,985 8,115
2006年 3,971 8,144
2007年 3,921 7,975
2008年 3,983 8,022
2009年 4,025 8,097
2010年 4,005 8,050
2011年 3,884 7,820
2012年 3,858 7,754
2013年 3,824 7,674

駅周辺[編集]

駅前から東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜線大口駅まで大口1番街・大口通商店街が続いている。また、当駅の横で横浜線は京浜東北線東海道本線横須賀線の線路をオーバークロスする。

京急ではかつて1987年6月1日に「京浜××」と称する10駅を「京急××」に改称したが、当駅前の交差点の名称は「京浜子安駅入口」 となっている。

バス路線[編集]

隣の駅[編集]

京浜急行電鉄
本線
京急ウィング号快特・快特(金沢文庫駅以南は特急)・特急・エアポート急行
通過
普通
京急新子安駅 (KK32) - 子安駅 (KK33) - 神奈川新町駅 (KK34)

脚注[編集]

  1. 高野光雄 『京急ダイヤの歴史』、2011年、21頁。
  2. 待避線完成以後しばらくの間、現在の1番線に普通と急行の2本を入線させ、特急がそれらを追い抜く二重待避(縦列待避ともいう)が行われていた。この際、後から来た急行列車を先発させる必要から、本線で客扱いした急行が一旦出発してから後退して待避線に転線することが行われていた。
  3. 改正前は平日午前中に当駅始発の上り都営浅草線・北総線方面直通急行が設定されていたが、急行廃止と共に当駅始発列車も消滅した。
  4. 京急まちWeb「駅別1日平均乗降人員」
  5. 横浜市統計ポータルサイト「京浜急行線(駅、月別乗降車人員)(随時更新) 」
  6. 各種報告書 - 関東交通広告協議会

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

京急本線 駅名一覧表.JPG