カイオーガ
カイオーガは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
特徴[編集]
シャチのような姿をしたポケモン。体色は背部が青、腹部が白で、赤い模様がある。
海を生み出したポケモンとされ、かつて雨雲を作り出し大雨を降らせ干ばつに苦しむ人々を救ったという伝説がある。
大昔、グラードンとの死闘の末に力尽き、海溝の底で眠りについたという。
ゲームでのカイオーガ[編集]
『ポケットモンスター サファイア』『ポケットモンスター エメラルド』に登場する伝説のポケモンで、1度のプレイにつき1体のみ捕獲できる。『サファイア』のジャケットを飾るポケモンでもある。
『ルビー・サファイア・エメラルド』のストーリーにも深く関係しているが、詳細は『ルビー・サファイア・エメラルド』の項を参照。
能力は平均的に高く、「とくこう」や「とくぼう」が特に高い。特性の「あめふらし」は出たと同時に天気を雨にする。 前述のとおり「とくこう」が全ポケモン中トップクラスの高さであるとともに特性により水タイプ攻撃を強化できるため、カイオーガの使用する水タイプのとくしゅ技は凄まじい威力を発揮する。
相手が同じ水タイプだと水の技が効きにくいが、天候が雨だと高威力の電気タイプのとくしゅ技「かみなり」が必中となり、「かみなり」はそのままでは命中率が低いため(通常の「かみなり」の命中率は70%)雨を前提としたチーム編成でない限り相手が覚えていることもあまりなく、抜かりはない。
弱点の電気タイプ、草タイプもとくしゅ技が多いので「とくぼう」の高さから致命傷を受けにくく、攻防ともに全ポケモン中屈指の水準を持つ。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではモンスターボールから出現するポケモンの一体として登場。空中をゆっくりと移動しながら「ハイドロポンプ」を放ち、水流で敵を画面外に押し出す。
アニメでのカイオーガ[編集]
『アドバンスジェネレーション』で、アクア団がグラードンより先に復活させた。「紅色の宝珠」により、アクア団リーダーのアオギリが操ろうとしたが、制御できず暴走した。前後編で作画担当が違うため絵が安定しておらず、正面絵がおかしなことになっていた。
ポケモンカードでのカイオーガ[編集]
グラードンと同じく、カード版ではそれほど強い種類は存在していないが、「構築済みスターター 大海のカイオーガex」に収録されているものは、一部のユーザーに好まれている。
映画でのカイオーガ[編集]
『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』に登場。これで「ルビー・サファイア・エメラルド」のジャケットを飾るポケモン全てが、劇場版に登場した。終盤でマナフィの奪還に協力、ファントムの潜水艦を「はかいこうせん」で戦闘不能にさせた。
関連項目[編集]
アントラーズ。カイオと言う同名の選手がいる。2016年6月25日の試合は停止された。余談であるがこの日はマリオの上司が観戦した