カルト
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Cult
カルトの原義は「正当な宗教に対する新しい宗教」という位置づけだったが、現在では「極端な(時に危険な、また反社会的な)思想を持った宗教又は団体」という意味で使われる。
宗教とは関係なく、あまりに極端な思想を持った団体でもカルトという単語を用いることがある(例:環境カルト)。
「破壊的カルト」(=カルト)とは[編集]
- 信者本人の人格破壊
- 信者と信者の家族との間の関係破壊
- 信者と社会との関係破壊
カルトの見分け方[編集]
- 真理はその組織に占有されており、その組織を通してのみ知ることができると主張する。
- 組織を通して与えられた情報や考え方に対しては、疑ってはならない
- 自分の頭で考えることをしないように指導する
- 世界を組織と外部とに二分する世界観を持つ
- 白黒を常にはっきりさせる傾向が強い
- 外部情報に対して強い警戒感を与え、信者の情報経路に様々な制限を加える
- 信者に対して偏った情報、偽りの情報を提供することがしばしばある
- 組織から離脱した人間からの情報に接することを禁じる
- 家庭や社会との関わりで多くのトラブルを生じている
- 社会からの迫害意識を持ち、それをかえってバネにする
- 外部に対して正体を隠す傾向がある
- 生活が細部にわたって規定される
- 組織が信者の生活のすべてになっている
- 共同体内部でのみ通用する言葉を多く持っている
- 組織からの離脱について極度の恐怖心を与える
カルトの例[編集]
労働教、オウム真理教、パナウェーブ研究所、幸福会ヤマギシ会、統一教会、法の華などがある。