茶色
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茶色(ちゃいろ)は色の一つで、赤と黒の中間色。茶を染料として使った時に出る色に由来する。化学の世界や、他の色と対比したり、熟語を作る際には褐色(かっしょく)と称する。(例:赤茶色→紅褐色)なお、日本語や五行思想では、“brown”と“black”が混同される事があるが、本項目においては“brown”を茶色(褐色)、“black”を黒として明確に区別する。また、薄い褐色をベージュ色、またはアイボリーという。また、どちらかというと、アイボリーは白にも近い。
茶色の色材
天然の土から生成される顔料がよく使われる。シェンナ、アンバー等がその代表的なものである。かつてはイカの墨から作られたセピアも用いられたが、今日のセピアは合成品である。
茶色に関する事項
- 目立たない色であり、景観を損なわない効果もある。例えば、京都市のあるマクドナルドの看板は赤色ではなく茶色を使用している。
- 土や木の幹の色。
- 灯火管制で薄暗くする事を、ブラウンナウト(brown out)という。
- 政治的には、茶色はナチ党の民族社会主義(ナチズム)を象徴する。これは、ナチ突撃隊(SA)の褐色の制服に由来する。例:フランク・パヴロフ作「茶色の朝」(=独裁国家の始まり)
- 茶色がかった髪・肌・目を持った人(特に女性)をブルネット(brunette)という。
- 東京メトロ副都心線のラインカラー。10000系に茶色の帯が入る。
- 阪急電鉄・大阪市交通局堺筋線でも路線のシンボルカラーとなっている。
茶色と他の色を混ぜると
- 茶色+黒でこげ茶色。
- 茶色+白でベージュ色。
近似色
関連項目
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