石橋産業手形詐欺事件
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石橋産業手形詐欺事件(いしばしさんぎょうてがたさぎじけん)とは、1996年に発生した手形詐欺事件。
概要
許永中は建設会社新井組の株を担保に、京都のノンバンクから受けていた融資の支払いなどを逃れ、新井組株を入手して許の資金繰りにあてるなどの目的で、東京の石油商社の石橋産業の社長を欺いて約束手形を交付させようと計画した。
1996年の4月と6月に額面計179億円余の約束手形を交付。その際、手形の決済資金は自分が用意するなどと偽った。この手形をノンバンクに差し入れた。
この事件で許に対し懲役6年(別事件で受刑中)、元検察官で弁護士の田中森一に対し懲役3年の判決が確定し、刑務所に収監された。
参考文献
- 田中森一『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』(幻冬舎、 2007年6月、ISBN 9784344013438)