オトナブルー
オトナブルーとは、本当の大人は見えない淡い青色。
概要
「大人になりたい」
そう思ったことがない人は、おそらくいないだろう。それほど、大人という存在は憧れられるものなのだ。それもそうだ。毎日必死に働いて、家事もこなし、それでいて子育てもしている。これを格好良いと感じない子供はいないだろう。
そんな大人になりたい子供に見える青色、それがオトナブルーなのだ。
印象
仕事をしている最中も、家事をしている最中もいつも爽やかな青色が漂っている。そこには黒色や紫色のどんよりとした嫌な空気はなく、明るい雰囲気で満たされている。見ていてとても清々しい気持ちになり、こちらの気分も良くなってしまう。また、仕事や家事が終わった時にも満足感や充実感、達成感に満ち溢れた顔。仕事や家事に対して何の文句や後悔もなさそうな、そんな表情。こんな大人の姿に、子供は惹かれ憧れるのだ。
現実
子供には見える色も、大人には見えない。
仕事をしている最中は顔が死んでいる。顔じゃなくても気持ちが死んでいる。それも当然、仕事なんてやりたくてやってる訳じゃないからだ。生きる金を得るために仕方なくやっているのだ。
家事をしている最中は面倒臭さで満たされており、そんな雰囲気がずっと続いている。それも当然、家事なんてしたくてしている訳じゃないからだ。しないと後々面倒なことになるからしているのだ。家事も面倒だけど。
何が青いかといったら雰囲気じゃなくて顔である。
終わった後はとにかく休みたいし寝たい。一刻も早く疲れから解放されたい。仕事や家事に関しては文句や後悔のオンパレードである。そんな表情をしているはずである。子供が思っているほど大人は楽じゃないのだ。
将来
しかし、子供はいつでも大人に対して憧れやオトナブルーを感じている。そのような子供が将来大人になった時、おそらくそのギャップに苦しむだろう。爽やかだと思っていたものがただの苦痛の塊だったり、達成感がただの疲労感だったり。だが、今の大人達はそれを乗り越えてきた。きっとその姿さえもオトナブルーに見えただろう。
子供に憧れられるようになる。それが大人の使命なのだから。
