くろがね線
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くろがね線(くろがねせん)は、日本製鉄が福岡県北九州市戸畑区・八幡東区に設けている日本製鉄九州製鉄所八幡地区の八幡地区(戸畑)と八幡地区(八幡) [1]を結ぶために敷設している専用鉄道の通称である。
概要
官営八幡製鐵所では1921年当時から、戸畑で操業していた東洋製鐵 [2]と戸畑地区で生成する熔銑を船舶で八幡へと輸送していたが、海上輸送のリスクと不経済性が指摘されていた。一方、八幡地区では鉄の製錬過程で発生する鉱滓の処理が問題化していた。これらの打開策として建設されたのが、くろがね線である。
1927年3月に起工し1930年2月に開業した。開業当初は、戸畑から八幡へは銑鉄を輸送して鉄の製錬工程の一端を担う一方、八幡から戸畑へは埋め立て用の鉱滓を輸送し八幡製鉄所戸畑地区の拡張に寄与した。
開業時は炭滓線(たんさいせん)と命名されていた[3]が、炭滓の輸送がほとんどなくなったことから1972年に社員公募を実施し、現在のくろがね線という通称が生まれている。
注釈
脚注
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