フランク・ペーター・ツィンマーマン

フランク・ペーター・ツィンマーマン（Frank Peter Zimmermann, 1965年2月27日 - ）は、ドイツのヴァイオリン奏者。

デュースブルク出身。ヴァイオリン教師であった母親より、５歳の頃から11歳になるまでヴァイオリンのレッスンを受けた。10歳の時にはデュースブルク交響楽団と共演している。1976年のユーゲント・ムジツィエルト・コンクールで優勝。11歳から13歳までエッセン・フォルクヴァング音楽大学でヴァレリー・グラドフ、13歳から15歳までベルリン芸術大学でサシュコ・ガヴリーロフ、15歳から18歳までアムステルダムのスウェーリンク音楽院でヘルマン・クレバースにそれぞれヴァイオリンを師事。修行中の1979年にはルツェルン音楽祭に参加。1981年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、ソビエト連邦も訪問。1983年には来日も果たし、1984年にはロリン・マゼールの指揮するピッツバーグ交響楽団と共演してアメリカ楽壇に初登場を果たした。独奏だけでなく、室内楽も分野でも活動し、2007年にはアントワーヌ・タメスティとクリスチャン・ポルテラとでトリオ・ツィンマーマンを結成している。