新人
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新人(しんじん)は、明治・大正期に刊行されていたキリスト教系の雑誌。本郷協会の海老名弾正が創刊。海老名が同志社大学の総長となって京都へ移った後、太田英茂が編集を引受けてから、社会問題についての論評を載せるようになった。大正期には、黒田礼二、佐野学、麻生久、赤松克麿のほか、秋山次郎(是枝恭二)、林房雄(後藤寿夫)ら新人会に参加している東大の学生がよく投稿しており、新人会と関係がありそうに見えるほどだったという。[1]
赤松克麿の「科学的日本主義へ」や、志賀義雄の、大阪市電のストライキ破りをしようとした高商と高工の学生に対する批判などが掲載された[2]。
付録[編集]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 石堂 (1986) 石堂清倫『わが異端の昭和史』勁草書房、ISBN 4326151749