全国女子高生制服コレクション
全国女子高生制服コレクション(ぜんこくじょしこうせいせいふくコレクション)は、1992年から集英社の週刊ヤングジャンプ誌面で開催されているオーディションである。
略称は「制コレ」であるが、2001年にオーディションの名称自体がこの名称に変わった。以降、「制コレ」とも記す。
概要
1992年に、『ヤングジャンプ全国女子高生制服コレクション』として始まった「制コレ」は、次年以降も開催ごとに話題を集め、ノミネート者の写真集が発売されるなど、グランプリ他各賞受賞者を中心に芸能界で活躍する者を多く輩出し、グラビアアイドルや人気タレント・女優の登龍門として親しまれた。前述のように2001年以降の正式名称は『制コレ』および『セイコレ』。2007年度から読者投票制が用いられている。
開始当初はノミネート者が着用した制服を採用している学校名が記載されていたが、その後記載されなくなり、制服を着た美少女たちがグラビアを飾る現在のスタイルとなった。なお、モデルが着用した制服と本人の各学校在籍歴とは必ずしも関連は無かった。
寺田有希がグランプリを受賞した2005年度を境に、コンテスト自体に大きな変化が見られるようになった。2006年度は休止。2007年に制コレ15周年記念と題して『制コレGP(グランプリ)』の名称でオーディションを行なった。グランプリの他は全て準グランプリ扱いだが、賞とは別に順位が設けられていた。2008年度は『セイコレ☆ジャパン』として方向転換を図り、ピュアな魅力を競う「セイコレGirls」とセクシーな魅力部門の「セイコレLadies」に別れて投票が行われた。
この方向転換の末、2009年から週刊プレイボーイと共同で『グラビアJAPAN』オーディションがスタートしたことにより、『全国女子高生制服コレクション』の流れを継ぐコンテストは16年の歴史に幕を下ろした。
2014年4月、『制コレアルティメット2014』として約6年ぶりに復活[1]。
2018年6月、『制コレ18(いちはち)』として再度復活[2]。30号、31号、32号で制服および水着グラビアを披露し、読者投票により選抜メンバーおよびグランプリ、準グランプリを決定する。
受賞者
脚注
- ↑ レベル高い復活「制コレ2014」、元・現アイドルの“参戦”も話題に。ナリナリドッココム
- ↑ ヤングジャンプ公式サイトでは「10年ぶりの本格開催」と表記。
- ↑ タレントの「佐藤めぐみ」とは同姓同名の別人。
- ↑ 第6回準グランプリの「川崎愛」とは別人。
- ↑ 女優、グラビアアイドルにそれぞれ同姓同名の別人が存在。「麻生かおり」参照。
- ↑ 第5回グランプリの「川崎愛」とは別人。
- ↑ 2000年結成「ぱふゅーむ」メンバー在籍中。この年(2002年)は広島でのローカルインディーズデビューの年。2003年にPerfumeに表記変更。
- ↑ 2007年6月の第1回結果発表では川原がグランプリで、活躍状況に応じて順位変動があるルールとされた。2008年2月の最終発表で水沢がグランプリに昇格。
- ↑ この年はこれまで行ってきた決選投票を行わず、2008年3月13日発売号でエントリー者を公表し、6月5日発売号でグランプリ他各賞を発表した。
- ↑ 1988年生まれでスターダストプロモーション所属の「佐藤ありさ」とは同姓同名の別人。
関連項目
- ミス週プレ - 週刊プレイボーイが2005年と2006年に実施、2008年のビキニ・プリンセスを経て、2009年には制コレと統合して「グラビアJAPAN」となる。
- ゲンセキ (グラビア) - 週刊ヤングジャンプが2015年から開催するグラビアコンテスト。