一人二役
この項目では、について説明しています。河本準一が出版した本については「一人二役 (小説)」をご覧ください。 |
一人二役(ひとりふたやく)とは、一人が二つの役を果たすこと。3役を兼ねれば一人三役、4役なら一人四役となる。
この役を現実での役職として見た場合はこれを兼職と呼ぶことができる。
役を演劇における配役として見た場合、舞台、ドラマ、映画などの同一作品で1人の俳優が2つの役を演じることを指す。演じている二人の登場人物の関係は兄弟、親子などの場合もあるが他人の空似であることもある。一人二役の登場人物が同時に登場することができないという制限があるが、ドラマ・映画においては合成(光学合成)を用いることでその問題は解決される。怪奇倶楽部でドッヘルゲンガーのストーリーで義経が。サイボーグで銀狼が。古畑任三郎で冬月98がなっていた。山猫でベムがなっていた。左文字で杉下右京がなった
また、アニメにおいては、実写の画像を必要としないため、一人の声優が複数のキャラクターを演じ分けることが珍しくない。著名な例を挙げると『ドラゴンボールZ』では野沢雅子が主人公孫悟空とその息子孫悟飯と孫悟天、孫悟空の父親で悟飯・悟天の祖父バーダックと映画に登場したターレスのの5役、田中真弓がクリリンとヤジロベーの2役を演じた。後者は全くの他人であるが、声がそっくりであることが劇中で言及されていた。後星のカービィではジェクトがコック川崎など沢山演じていた。ポケモンでは浦島景太郎がタケシとソーナンス担当していた。ボンバーマンでは城之内がマイティとMAX担当していた。遊戯王では健次郎とサトシが両方の遊戯とバクラそれぞれ担当していた。妖怪ウォッチでフミがコマ兄弟なども担当している 妖怪ウォッチ再放送のエンディングではコマ散歩の部分でコマさんコマ次郎とクレジットされている また推理小説に於けるトリックとして見た場合、一人の人間が二人の人間を装うことを一人二役と呼ぶ。
関連項目
- 自作自演 (インターネット) - 自身の作品を演技・演奏することから転じて複数人を装うことを指す。
- ダブルキャスト - 一つの配役に二人を当てること。一人二役の対義語。