矢野目信号場

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矢野目信号場(やのめしんごうじょう)は、福島県福島市北矢野目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線および阿武隈急行線信号場。 東北本線としては、東福島駅構内の扱いとなっている。正式な信号場ではないが運転上重要な設備であるため、ダイヤグラム(列車運行図表)や運転士が携帯する行路表には信号場と同様に記載されている。 東北本線と阿武隈急行線の線路上の分界点でもある。尚、営業上(運賃計算上)の境界は福島駅で、福島駅-矢野目信号場間はJR東日本と阿武隈急行の二重戸籍区間。

構造

福島駅より東福島駅方向に約4.6kmにある信号場。東福島駅方より阿武隈急行線が東北本線に合流する。
構内配線図の通り、本信号場は「複線分岐型」の信号場である。
上下線がそれぞれ分岐してから阿武隈急行線側が単線に収束する。
東北本線上り線は、下り線から分岐した阿武隈急行線の線路の上を乗り越えているため、阿武隈急行線の列車によって支障される事はない。
上記のような配線のため、上り線の合流点は下り線の分岐点よりも約300m福島駅寄りにある。

周辺

歴史

  • 1988年昭和63年)7月1日 - 阿武隈急行線開業による分岐に対応するために設置。

阿武隈急行開業前は、現在の矢野目信号場構内区間に、踏み切り(通称農免道路)が存在していたが、阿武隈急行開業のための矢野目信号場設置に伴い、道路は線路下を潜る形になり、踏み切りは廃止されたが、東北本線の上り線高架下に踏み切り跡が残っている。

隣の施設

東日本旅客鉄道
東北本線
福島駅 - 矢野目信号場 - 東福島駅
阿武隈急行
阿武隈急行線
福島駅 - 矢野目信号場 - 卸町駅