社会主義
マルクスとレーニンが発案した大きな社会思想、マルクス・レーニン主義とも言う。 ソ連が有名だが権力闘争の結果スターリンの独裁国家となったので、ソ連は独裁国家となり、 マルクスの言う共生を中心とする社会主義とはかなり違ってしまった。 だが、ソ連は5ヶ年計画などの大きな公共投資を行うなど社会主義のお手本となる面が多い。 一度は失敗してしまったが、今でもロシア連邦は社会主義的側面が強く、政府の 主導で動いている。 東欧の多くの国は自由になった反面、CISに入れなかったつけを払わされ続けている。 ただ、現実の社会主義のモデルとしてはやはりソ連型しか考えるのは難しい。 CISが復活して、新しく社会主義国家となるのは時期の問題である。 たとえソ連が崩壊しても、マルクスの思想は永遠に続くわけである。 東欧は社会民主主義の体制で、社会主義も日々進歩している。理想の社会主義は近づいているわけである。 CISが社会民主主義をとるのか、全体主義的となるかは、ロシアのポジションがハートランドの中心 であるので、微妙である。詳しくは地政学を参照してください。 公には言われないが、世界はアメリカ、ロシア、中国を中心とする超大国が主権を取り、 後の国は付加されているに過ぎない。誤解されているようだが、ロシアや中国は軍事力の割には軍事的解決を望まない傾向がある。この点、砲艦外交しかとらない英米と対比的である。アメリカが強い方が世界が安定すると考えるのはとんだ間違いで、ロシア、中国が軍事行動を控えているから平和なのである。だから、ロシア、中国はもっと軍事費を使えと言うのは、当たっているが、言い過ぎだろう。プッシュボタン戦争の時代にアメリカは何を錯覚しているのかは、戦略爆撃の思想を読んでみることを薦める。
なお、この文章はドラフトです。皆さんの知ってることをどんどん書き足してください。