サーカスのゴムまり小僧 (Григорович, Дмитрий Васильевич)
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サーカスのゴムまり小僧(ロシア語原題:Гуттаперчевый мальчик:日本語読み:グッタペルチェウィ マルチーク:英訳:Gutta-Percha Boy:直訳:ガタパーチャの男の子)は19世紀に活躍した帝政ロシアの小説家Григорович, Дмитрий Васильевич(日本語:ドミートリー・グリゴロービチ)が1883年に発表した短編小説。
作品
賎業とされたサーカス小屋で過酷にして劣悪な労働条件の下跳躍や曲芸を主に行う孤児の少年が、親方の酷使によってついには墜落死する悲劇を自然主義的に扱う。 作品の発表からロシア革命・独ソ戦を経て、戦後1957年にようやく映像化され(Гуттаперчевый мальчик (фильм, 1957))、作者のロシア近代リアリズムが評価を受けている。
日本では1974年に小学館から児童文学として紹介されているが、内容が児童には強烈な悲劇であることなどから現在では出版されていない。