科学戦隊ダイナマン
『科学戦隊ダイナマン』(かがくせんたい―)の真の名は『火薬戦隊ダイナマン』(かやくせんたい―)であったが、教育的配慮によって科学と書き換えられた黒歴史を持つヒーローである。
目次
概要
基本的な活動はダイナマンの唯一の武器である爆弾で対象者・物を爆破する。 また、日常生活でよくあるイラッとする・むかつくことについても爆破している。 本作はエッチ本・下着等が頻繁に登場する。 番組の最期で視聴者から寄せられた日常の怒りを書いた葉書を元にダイナマンが爆破して解消する「ダイナマン世界平和向上委員会」というコーナーがあったが、再放送とビデオ・DVDでは削除され黒歴史となった。
変身の掛け声も当初は「爆着」と叫んでいたが、PTAより先に日本火薬学会からのクレームがついて、わずか3話で普通の変身に変更され無かった事にされた。
キャラクターデザインにはアニメ野郎の出渕裕を起用。それまでの東映特撮の敵キャラクターの特徴である如何にも着ぐるみ的なダサいデザインから一気にアニメっぽいシャープなデザインを採用したことで長靴を履いたような野暮ったい怪人がいなくなると言った大きな功績を残した(ハズ)
登場人物
夢野発明センター
火薬戦隊ダイナマン
- 弾北斗(だんほくと)/ダイナレッド
- その正体はN64星雲ボムボム星からやってきた落ちこぼれヒーロー。爆弾を出して戦う。ポマトの発明者との関係は不明。
- 星川竜(ほしかわりゅう)/ダイナブラック
- 忍者。前年のブラックと同一人物説がある。
- のちにBOARDの研究員になる。サムライワールドにそっくりさんがいる。後に敵のライバル幹部となるが、マッドギャランも風忍 馬風破も何故か黒が好き。相当「黒」に執着している模様。8年後正木本部長とかいう人にぶん殴られる。
- 若い時は白い変態や赤い名ばかりのリーダーや布になったり火の玉になって妖怪と戦っていた人の中の人だったらしい。30年後にはキョウリュウグリーンの父親になっていた。
- 島洋介(しまようすけ)/ダイナブルー
- 水陸両用の戦士。『天装戦隊ゴセイジャー』のシーイック族護星天使・ハイドを鍛えた事がある。
- 南郷耕作(なんごうこうさく)/ダイナイエロー
- 黒い魔女の弟。
- 立花レイ(たちばなれい)/ダイナピンク
- 桃園ミキに続いて「戦隊ヒロインのアイドル化」を決定づけた。
- 戦闘力は非常に高く、男性メンバー顔負け。ハイキックで長い脚が垂直に挙がる。仔猫吸引が弱点。
- 王女キメラと水着で対決した時は、腰に巻いたパレオが落ちてピンクの「ビキニの股間」がドアップになり、多くの少年達の股間に「痛み」が走った。
- また王女キメラの服を着た時も、呪いを受けて喘ぎ声を上げながら悶え苦しむピンクの悩ましい姿を見て、多くの少年達が「気持ちいいこと」を覚えた。
- 昔はユリアンだったのに、3年後には悪の道へと進んじゃった。
- 28年後にゴーカイジャーに大いなる力を与えていた。
- 夢野 久太郎(ゆめの きゅうたろう)
- 実は諸悪の権化。のちに山手中央署の刑事課長になる。
戦隊名コール
火薬戦隊を名乗るだけあって、彼らは自分たちの名を叫ぶだけで爆発を巻き起こすことが出来る。
- レッド「ダイナレッド!」(ボシューン)※各自の色の煙が上がる
- ブラック「ダイナブラック!」(ボシューン)
- ブルー「ダイナブルー!」(ボシューン)
- イエロー「ダイナイエロー!」(ボシューン)
- ピンク「ダイナピンク!」(ボシューン)
- レッド「爆発!」全員「火薬戦隊ダイナマン!」(ドカーン)(ボコーン)(ズギャーン)
このように、彼らは名を名乗るだけで自分たちの背後に8発もの爆発を起こすのである。そのため街中で名乗りを上げることは許されていない。 名乗るだけで背後に爆発を起こすことが出来るなら、敵に背を向けて戦隊名をコールし、その爆発で敵を倒せば早いのに、ダイナマンがそれを行ったことは1度もない。 ちなみに背後での爆発は、名乗りをあげてる間に敵が後ろから不意打ちする事を防ぐための手段とも言われている。でも後輩は逆にそれをふいうちに使った。 変身からの登場の時にも爆発したりしている。プライドなのか、敵の爆発は命をかけて阻止しようとする。
ジャシンカ帝国
ジャシンカ帝国という尻尾萌え属性の集団である。 全員が尻尾萌えなので尻尾の数で身分が決まるというマニアックシステムである。
幹部
- 帝王アトン(演:暴魔大帝ラゴーン)
- ジャシンカ帝国の支配者にして、狂信的尻尾原理主義者。伝説の10本尻尾となって、にゃんにゃんしたいと考えている引き篭もり。
- 自分が誰かに命を狙われていると勘違いしている節があり、常に見えない敵と戦っている。
- カー将軍(演:ヘッダー指揮官)
- 凄く有能だが、なにを血迷ったのか、アトンの尻尾萌え道貫徹のためにその人生をかけてしまった不幸なオッさん。
- 白塗りで怖い。また白塗りで分かりにくいが中の人の石橋雅史は過去にジャッカー電撃隊、バトルフィーバーJに、この作品の後の高速戦隊ターボレンジャーにレギュラー出演しており、一部からの知名度は高い。第1話では憎きダイナマンと再会しているが顔や衣装が違うためどちらもきずかなかった。
- プログレッサーなる機械を発明して、それを使って生体兵器「進化獣」を開発している。物語後半では「メカシンカ」の開発をするメカプログレッサーの発明に着手したが、おそらく某仮面ライダーシリーズからヒントを得たと思われる。
- メギド王子(演:大槻ケンヂ?)
- 本物の白馬の王子様、ヘタレ担当。愛馬の名前は「流れ星」という。
- 王女キメラ
- メギドの従妹、お色気担当幹部。胸を強調した真っ赤な超ミニの鎧姿は多くの少年達を性に目覚めさせた。
- 本編でヌードショーを披露したほか、ビキニ姿でピンクと斬り合うなどお色気担当としての仕事には熱心。
- 実はツンデレでもあり、散々メギドを馬鹿にしてた割に最終回ではちゃっかり彼の嫁になっている。
- 実は「大人になった少女・オナニードール」というビデオが組織内で密かに売られているらしい。
- ガールズインユニフォームのこいつのフィギュアは定価より安値で手に入る。
- 女将軍ゼノビア
- 王女の若さを妬む、50話でレトロ遺伝子を浴びて若返るはずがその強力なパワーに耐え切れず白骨化して、絶命した不幸なオバちゃん。当時の子供はトラウマになっただろう。
- 若いころは「くりいむレモン・エスカレーション 天使の翼」(当時40代だが、汗)に出演していたり、「死ね死ね団」や「Σ団(シグマだん)」に所属していたこともある。
- 特撮マニア作品の某刑事ドラマでは通算8回のゲスト出演を誇る。
下級兵士
- キールとギーラ
- メギド王子の舎弟。レッドと互角に渡り合える程の実力を持っていたが、キメラの飼っていたペットに殺された。
- ビルギス
- ゼノビアのとばっちりで死んでしまった可哀想な侍女。
- シッポ兵
- 鳴き声が「テール!」ってのはあんまりだと思う。
- ピンクの着替えを覗こうとしたことがある。
その他
- 進化獣
- カー将軍制作の「プログレッサー」により生まれる、人間と動物を組み合わせた獣人。
- その姿は様々で、中には特殊攻撃を持つ進化獣もいる。
- 「メカプログレッサー」で生まれるメカシンカも存在する。
- ダークナイト
- 後半の主人公。その正体はバレバレである。
- ようは尻尾なくした誰かさんが、筋トレに目覚めた姿。
- 実力は結局レッドだけじゃ倒せず、4人でリンチしてようやく勝ったほど。
- よほど筋トレの才能があったのだろう。努力の賜物である。
- 流れ星
- メギド王子自慢の愛馬で、馬種はポニーである。とても可愛い。
- 大の大人が乗り回すのはかなり大変であり、現に王子も2話で落馬している。
必殺技
- スーパーダイナマイト
- 大量の爆薬を抱えて相手に突撃し相手を爆殺する正真正銘の必ず殺す技である。んでもって連中はちゃっかり生きてる。
- 後に核弾頭を使用した、ニュースーパーダイナマイトにパワーアップした。
主題歌
JASRAC届出済 | |
---|---|
この項目に使用されている楽曲は、JASRACにより管理されています。 | |
無断で使用した場合、著作権法により処罰の対象となりますのでご注意ください。 |
ダイダイダイダイ ダイナマン
ダイダイダイダイ 大爆殺だ ダダダ
風が叫んだ 嵐を呼んだ
五人の戦士 ダイナマン
今日の狂気を 明日の死亡を
ぼくらに教える そのために
燃やせ火ダルマ 殺せ火ダルマ
必殺必殺 スーパースーパー ダイナマイト
ダイダイダイダイ ダイナマン
ダイダイダイダイ ダイナマン
爆殺! 爆殺! 火薬戦隊ダイナマン