マクロスシリーズ

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「'''マクロスシリーズ'''」は、『[[超時空要塞マクロス]]』およびその続編作品、外伝作品からなる[[SFアニメ]]・[[ロボットアニメ]]である。 == 概要 == [[ビックウエスト]]製作、[[スタジオぬえ]]原作<ref>ただし『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』にはスタジオぬえは関与していない</ref>のアニメシリーズ。1982年に『超時空要塞マクロス』が放送されて以来、2008年4月現在テレビアニメ3作、[[OVA]]5作、[[アニメ映画]]3作が作られ、出版・音楽・玩具(プラモデル)・ゲームなど関連商品も多数発売されている。制作の中心的存在は[[メカニックデザイナー]]兼演出家の[[河森正治]]。その他、コンセプトデザイナーの[[宮武一貴]]、[[キャラクターデザイナー]]の[[美樹本晴彦]]、メカニック作画監督の[[板野一郎]]らも主要スタッフとして貢献している。2008年には25周年記念作品としてテレビシリーズ『[[マクロスF]]』の放送が開始された。 それぞれの作品に共通し、物語においてとても重要な部分を占めているのは、「[[バルキリー (超時空要塞マクロス)|バルキリー]]と呼ばれる[[可変戦闘機 (マクロスシリーズ)|可変戦闘機]]の高速メカアクション」、「[[歌]]」、「[[三角関係]]の恋愛ドラマ」である。これら3つを織り交ぜる独創的な[[SF]]感覚が特徴であり、映像と音楽の一体化を重視している。手描きや[[3次元コンピュータグラフィックス|3DCG]]作画の限界に挑戦する姿勢や、[[歌謡曲]]、[[ロック (音楽)|ロック]]、[[テクノ]]、[[オーケストラ]]など多彩な音楽の魅力がファンに支持されている。 == 作品一覧 == === 超時空要塞マクロス === * TVシリーズ ** 『[[超時空要塞マクロス]]』 全36話 [[1982年]]-[[1983年]] * 劇場版 ** 『[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]』 [[1984年]] * [[OVA]] ** 『[[超時空要塞マクロス Flash Back 2012]]』 [[1987年]] * [[小説]] ** 『超時空要塞マクロス』 全3巻 著:[[井上敏樹]] 1983年 ([[小学館]]) ** 『夢見るプレリュード My Fair Minmay』 シナリオスタッフ共著 1983年 ([[徳間書店]]) ** 『早瀬未沙 白い追憶』 著:[[大野木寛]] 1984年 (徳間書店) * [[ラジオドラマ]]([[ドラマCD]]) ** 『超時空要塞マクロス・インサイドストーリー マクロス・クラシック』 [[1996年]] === 超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN- === * OVA ** 『[[超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-]]』 全6巻 1992年 * 小説 ** 『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』 全5巻 著:[[富田祐弘]] (小学館) * [[漫画]] ** 『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』 [[岡崎つぐお]] (小学館) === マクロスプラス === *OVA **『[[マクロスプラス]]』 全4巻 1994年-1995年 * 劇場版 ** 『マクロスプラス MOVIE EDITION』 1995年 * 小説 ** 『マクロスプラス』 1巻 著:[[信本敬子]] 1996年(小学館) === マクロス7 === * TVシリーズ ** 『[[マクロス7]]』 全49話 [[1994年]]-[[1995年]] * 劇場版 ** 『[[マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!]]』 1995年 * OVA ** 『[[マクロス ダイナマイト7]]』 全4巻 [[1997年]] * 小説 ** 『マクロス ダイナマイト7』 上下巻 著:[[飯野文彦]] 1999年-2000年 ([[角川書店]]) * 漫画 ** 『[[マクロス7 トラッシュ]]』 全8巻 [[美樹本晴彦]] 1995年-[[2001年]] (角川書店) ** 『[[マクロス ダイナマイト7 ミレーヌビート]]』 [[高山瑞穂]] [[1998年]] (角川書店) ** 『バルキリーロック』 [[おちよしひこ]] (小学館) * ドラマCD ** 『ドッキングフェスティバル~歌は銀河を救う』 1995年 ** 『マクロス7 CDシネマ』 全6巻 1995年-1996年 ** 『マクロス7 トラッシュ』 1996年 === マクロス・ジェネレーション === * ラジオドラマ(ドラマCD) ** 『[[マクロス・ジェネレーション]]』 全10話 [[1997年]] === マクロス ゼロ === * OVA ** 『[[マクロス ゼロ]]』 全5巻 [[2002年]]-[[2004年]] === マクロスF === * TVシリーズ ** 『[[マクロスF]]』 [[2008年]] * 漫画 ** 『マクロスF』 [[青木ハヤト]] 2008年 (角川書店) ** 『マクロスF 超次空歌巫女ランカ』 [[黒岩よしひろ]] 2008年 (角川書店) TVシリーズは全て[[毎日放送]]の製作によって、[[東京放送|TBS系列]]で放送された。毎日放送は「ゼロ」を除くOVA作品の製作にも参加しているが、「マクロスⅡ」のTV放送は[[テレビせとうち]]をキー局に、[[テレビ東京]]系列で放送された。 == 特徴 == === 作品世界 === 舞台となるのは[[21世紀]]の[[銀河系]]宇宙。地球に墜落した謎の宇宙船とそこから得た超科学([[OTM|オーバーテクノロジー]])により、地球人類は目覚めを促され、宇宙時代へ歩みだすことになる。強大な異星人勢力[[ゼントラーディ人]]や[[プロトデビルン]]と衝突する困難を経ながら、「文化の力」で共生の道を見出し、銀河系各方面へ生活圏を拡げていく。墜落した宇宙船の後の姿こそ作品タイトルの巨大[[宇宙戦艦]] [[マクロス (架空の兵器)|マクロス]]であり、地球を含む宇宙の歴史を変える「運命の船」となる。さらに[[プロトカルチャー]]と呼ばれる太古の科学文明も、種族の起源にまつわる重要な存在として関係する。 時代は主に動乱期の[[2000年代]]と繁栄期の[[2040年代]]以降に分かれる。キャラクターの世代交代も行われ、地球人とゼントラーディ人の混血二世が人種融合の証として登場する。戦中・戦後世代の感覚差も描かれるが、アイドル歌手[[リン・ミンメイ]]や[[マクシミリアン・ジーナス]]、[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]夫妻らは、象徴的なキャラクターとしてシリーズ各所に名を残している。その他、50万年前のプロトカルチャー時代や、動乱期と繁栄期をつなぐ成長期(2010~2030年代)も公式年表で設定が補足されている。作中の年代と主な出来事ついては[[#時系列|時系列]]の節を参照。 シリーズのテーマとしては、戦争や軍隊を背景にしながら'''文化'''をキーワードに、異文化間のカルチャーギャップ(カルチャーショック)による時代の変容が描かれる(異文化とは異星人に限らず、現代社会と旧社会、軍人と民間人など環境や価値観の異なる存在の意味も含んでいる)。河森は「戦争という異文化の交流によるカルチャーショックや、それにより変遷していく文化を扱うものとして、武力で決着しない作品をつくれないかと考えたのが最初のマクロスです<ref>『[[ニュータイプ (雑誌)|ニュータイプ]]』 2002年9月号 角川書店</ref>」と述べ、宮武は「意志の疎通の混乱から生まれる[[カタルシス]]、その上で出てくる"人間の軋轢とゴッタゴタと無茶苦茶さ"がマクロスの核なんです<ref>『MACROSS DIGITAL MISSION VF-X 最強攻略ガイド』 小学館 1997年</ref>」と説明している。この異文化の接触から生まれるもの、または異文化の壁を乗り越えるものとして、ごく日常的な「愛情」や「歌」が普遍的な価値を示している。 「歌」、「恋愛([[三角関係]])」、「戦争([[可変戦闘機]])」は三大要素として必ず盛り込まれているのも本シリーズの特徴である。 === 作品の解釈 === マクロスシリーズについて、メインクリエーターの河森は「本当のことは別にある [http://www.asahi-net.or.jp/~pn7m-szk/macross/kikaku/5000hit.HTM]」という発想から、次のような解釈を示している。 *それぞれの物語は、架空の世界(マクロスワールド)の歴史的出来事をモチーフにして後から作られた創作作品([[フィクション]])である。史実をもとに制作されたが、描き方まで史実通りとは限らない<ref>史実'''≒'''作品の例:[[元禄赤穂事件]]を題材に作られた小説・映画・ドラマなどの[[忠臣蔵]]</ref>。 *テーマ・人物像・[[ガジェット]]などは作り手の演出・脚色によりアレンジされている。同じ出来事をモチーフにしてもテレビ、OVA、映画ではそれぞれ異なった表現法になる。具体例として、『超時空要塞マクロス』テレビシリーズと劇場版の[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか#注釈|位置付けの違い]]を参照。 *シリーズの公式年表は為政者が勝手に書き換えた年表をイメージしている<ref>『[[モデルグラフィックス]]』 vol.211 大日本絵画 2004年</ref>。年表上から作為的に消された「事実」も存在し、『マクロス ゼロ』のエピソードはこれに当たる。<ref>この『マクロスゼロ』自体も例外にもれず映像作品であるという位置づけがなされており、海面から飛び散った水しぶきがカメラのレンズに降りかかるといった演出が意図的に盛り込まれている。</ref> *登場するメカも架空の実在機を各作品のスタイルにアレンジして「出演」させたもので、本来の姿は別に存在する。<ref name="a">「グレートメカニック 2」 双葉社 2001年</ref><ref>『マクロス7』の劇中劇「リン・ミンメイ物語」でVF-19改を加工してVF-1に見せかけたり、『マクロスF』劇中で『マクロス ゼロ』のエピソードが映画化された際にVF-25の映像をCG加工してVF-0に見せた事が示されており、一連の作品の登場機体も同様にして再現された事が示唆されている</ref>性能・装備などは、軍の発表を基に軍事評論家が作った推測データ的な扱いである。<ref>『グレートメカニック 8』 双葉社 2003年</ref> *フィクションという意識から、作風も一作ごとに変えている。『超時空要塞マクロス』は日常ドラマ、『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』は舞台劇、『マクロスプラス』は洋画、『マクロス7』は漫画、『マクロス ゼロ』は神話をイメージしており、新作の『[[マクロスF]]』は学園青春ものを予定している<ref>『ニュータイプ』 2007年7月号 角川書店</ref>。 === 兵器・戦闘描写 === 『超時空要塞マクロス』で登場した[[可変戦闘機 (マクロスシリーズ)|可変戦闘機]]・[[バルキリー (超時空要塞マクロス)|VF-1バルキリー]]は、実在の戦闘機に酷似した飛行形態から巨大ロボットに変形するという斬新なコンセプトで人気を博した。以降のシリーズでも同様の可変戦闘機が登場しており、『マクロスプラス』は次期可変戦闘機のトライアル自体が作品の主題となっている。 その可変戦闘機の活躍を更に引き立てたのが「板野サーカス」の異名を持つ[[板野一郎]]の作画であり、その視聴者の眼が追いつかないほどのダイナミックな機体の挙動やミサイルの乱舞は、本シリーズの代名詞であると共に、以降のSFアニメの演出にも多大な影響を及ぼしている。『マクロス ゼロ』以降の作品では、板野自身がCGモーションディレクターに転向した事もあり、全面的に[[3次元コンピュータグラフィックス|3DCG]]による描写が導入されている。 == 時系列 == === 正史と外伝 === シリーズの公式年表としては、2012年までの「マクロス年表」<ref>『[[月刊OUT]]』増刊 『マクロス・パーフェクト・メモリー』 みのり書房 1983年</ref>(制作:河森正治)と2046年までの「MACROSS HISTORY」<ref>『マクロスプラス MOVIE EDITION』『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』 劇場パンフレット 1995年</ref>(制作:河森正治・千葉昌宏)が書籍上で発表されている。後述の時系列表は「MACROSS HISTORY」の内容を要約したもの。新作『マクロスF』はこの先の2059年が舞台となる。 この公式年表には『超時空要塞マクロスII - LOVERS AGAIN -』(設定では2090年代)や、関連商品の話が載っていないが、これは河森が関与していないために書かれていない。 === 公式年表 === ====西暦(マクロスシリーズ)==== <!-- Table Start --> {|class="wikitable" |- ! width="10%" | 作中年 ! width="72%" |出来事 ! width="18%" |関連作品 |- | [[紀元前]]<br />100万年代-<br />50万年代 | '''[[プロトカルチャー]]の繁栄と滅亡'''<br />宇宙初の知的生命体プロトカルチャーは、高度な科学文明で広大な星間共和国を築くが、遺伝子工学を用いて生みだした代理兵器[[ゼントラーディ人]]や[[プロトデビルン]]の制御を誤り、暴走に巻き込まれて滅亡する。プロトデビルンは封印されたが、残されたゼントラーディ人は敵対する[[監察軍]]と50万年以上に渡り抗争を続ける。 | [[マクロス7]] |- | 西暦1999-<br />2008年 | '''宇宙船墜落と[[統合戦争]]'''<br />1999年7月、大破した監察軍戦艦が地球に墜落。地球人類は宇宙からの脅威に備え[[マクロスシリーズの用語一覧#人種・組織・勢力|統合政府]]を樹立するが、反対勢力([[マクロスシリーズの用語一覧#人種・組織・勢力|反統合同盟]])との間に7年に及ぶ統合戦争が勃発する。この間、墜落艦はSDF-1[[マクロス (架空の兵器)|マクロス]]として修復され、[[OTM|オーバーテクノロジー]]により対巨人新兵器、[[可変戦闘機 (マクロスシリーズ)|可変戦闘機]](バトロイド)や[[デストロイド]]が開発される。 | [[超時空要塞マクロス]]<br />[[マクロス ゼロ]] |- | 西暦2009-<br />2010年 | '''[[第一次星間大戦]]'''<br />監察軍戦艦を追ってきたゼントラーディ艦隊と地球の間に宇宙戦争が勃発。マクロスは地球から見捨てられ、艦内に[[南アタリア島]]市民を収容したまま孤独な逃避行を続けるが、文化の力を知った敵軍の[[ブリタイ・クリダニク|ブリタイ]]艦隊と星間交流を果たす。両者はアイドル歌手[[リン・ミンメイ]]の歌を絆とし、地球に襲来した[[ボドル・ザー]]の大艦隊を迎え撃つ。 | 超時空要塞マクロス<br />[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]] |- | 西暦<br />2012年-<br />2030年代 | '''宇宙移民時代の幕開け'''<br />生き残った地球人類とゼントラーディ人の一部は、人種融合と宇宙移民計画を推進。[[メガロード-01]]を始めとする移民船団が旅立ち、銀河系内に広大な生活圏を築く。反面、統合政府に反発するゼントラーディ人の暴動や反体制組織の活動が活発化する。2031年、第一次星間大戦の教訓を伝える映画『愛・おぼえていますか』が製作され大ヒットする。 | [[超時空要塞マクロス Flash Back 2012]] <br /> 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか |- | 西暦2040年 | '''[[シャロン・アップル#シャロン・アップル事件|シャロン・アップル事件]]'''<br />[[マクロスシリーズの用語一覧#惑星・地名|マクロスシティ]]で催された大戦終結30周年記念式典において、[[ヴァーチャルアイドル]]、[[シャロン・アップル]]の[[人工知能]]が統合軍中枢部を乗っ取る事件が発生。[[マクロスシリーズの用語一覧#開発・計画|スーパーノヴァ計画]]でテスト中の新型可変戦闘機2機により暴走が食い止められる。 | [[マクロスプラス]] |- | 西暦2045-<br />2047年 | '''[[バロータ戦役]]'''<br />銀河系中心方面へ航海中の第37次超長距離移民船団(通称マクロス7船団)が、覚醒した[[プロトデビルン]]率いるバロータ軍に襲撃される。[[マクロスシリーズの用語一覧#その他|スピリチア]]と呼ばれる生体エネルギーを巡る戦いの中で、ロックバンド[[Fire Bomber]]の熱唱が平和への道を拓く。 | [[マクロス7]]<br />[[マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!]]<br />[[マクロス ダイナマイト7]] |- |} <!-- Table End --> ;『超時空要塞マクロスII - LOVERS AGAIN -』 :第一次星間大戦後も10年おき位にゼントラーディ艦隊が襲来するが、歌によるカルチャーショック戦法([[マクロスシリーズの用語一覧#作戦・戦法|ミンメイアタック]])で撃退する。地球は繁栄期を迎えるが、文化の価値を過信する風潮が生まれる。 :2090年代、新たな脅威[[マクロスシリーズの用語一覧#人種・組織・勢力|マルドゥーク]]が来襲。自らの文化を持ち、ミンメイアタックが通用しない勢力の出現で、人類は再び存亡の危機に瀕する。 {{ネタバレ終了}} == 幻の企画 == ; アドバンスト・バルキリー(Advanced Valkyrie) : 1985年末、誌上で告知された[[バンダイ]]の模型企画。[[ガンプラ]]の[[モビルスーツバリエーション|MSV]]にあたる[[スピンオフ]]シリーズだが、プランナーの河森はマクロス世界外における可変戦闘機のバリエーション展開を構想していた。21世紀初頭、北米で活動する可変戦闘機テストチームNOVAの物語に並行してプラモデルを発売する予定で、5機種のデザインイラストや試作見本も公表されたが<ref>『模型情報』 1985年12月号 バンダイ</ref>、その後進展がなく商品化は頓挫した。 : 厳密にはマクロスシリーズの企画ではなかったが、可変戦闘機のバリエーション構想は『マクロスプラス』以降で結実する。幻のデザインとなったVF-X-11やVF-3000も、2001年発売のゲーム『[[マクロスM3]]』で陽の目を見た(VF-X-11はVF-9に改名)。河森はその後もマクロスのタイトルを外した可変戦闘機ものを作ってみたいと語っている。<ref name="a"/> ; ハリウッド実写映画 : 1994年、マクロスシリーズの新展開に先立ち「4大プロジェクト」が発表され、OVA(マクロスプラス)、テレビシリーズ(マクロス7)、両作品の劇場版に続き「[[ハリウッド]]での実写特撮映画化を準備中」と告知された。『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』をベースに歌をテーマにした作品で、アメリカでシナリオ検討段階まで至ったものの、実現しなかった。 :なお現在、『マクロス』『[[超時空騎団サザンクロス|サザンクロス]]』『[[機甲創世記モスピーダ|モスピーダ]]』を再編集した米国版『[[ロボテック]]』の実写映画化が[[ワーナー・ブラザーズ]]により進められている。 ; マクロス3D(仮) : 1999年末に製作発表されたOVA作品。制作はマクロス関連のゲームムービーや『マクロス ダイナマイト7』のOPを手がけた[[ゴンゾ]]。メカニック、キャラクターを含めフル[[3次元コンピュータグラフィックス|3DCG]]作品という触れ込みで、2000年にデモ映像が公開された。しかしその後進展がなく、[[2002年]]に『マクロスゼロ』が発表されてからは「3DCG表現の可能性を探るためのテストピース」と説明されるようになった。なお、デモ映像は「'''マクロス3D VFX'''」というタイトルでDVD『マクロス20周年プレミアムコレクション』に収録されている。 : (主要スタッフ)原案・メカニックデザイン・総監修:河森正治 監督:[[もりたけし]] 脚本:[[佐藤大]] キャラクターデザイン:ソネハチ メカニックデザイン・美術設定:宮武一貴 == 脚注 == <references /> == 関連項目 == * [[超時空シリーズ]] * [[ロボテック]] * [[スタジオぬえ]] * [[サテライト (アニメ制作会社)|サテライト]] * [[バンダイビジュアル]] * [[ビクターエンタテインメント]] * [[スーパークエスト文庫]] * [[Another Century's Episode]] == 外部リンク == * [http://www.macross.co.jp/ マクロス公式サイト] * [http://www.bigwest-ad.co.jp/service/contents/macross.html ビックウエスト・アドによるマクロスシリーズの紹介] * [http://www.b-ch.com/contents/feat_macross/sakuhin.html バンダイチャンネルのマクロスシリーズ紹介] * [http://www.macrossf.com/ マクロスFRONTIER] {{マクロスシリーズ}} {{毎日放送}} {{DEFAULTSORT:まくろすしりいす}} [[Category:マクロスシリーズ|*まくろすしりいす いちらん]] [[Category:アニメのシリーズ・放送枠]] [[Category:アニメ関連の一覧]] [[en:Macross]] [[fr:Macross]] [[th:มาครอส]]