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*放送初期のスポンサーだった[[丸美屋食品工業|丸美屋]]の商品「ドラゴンボール[[ふりかけ]]」には、ドラゴンボールを模した[[スーパーボール]]が、おまけとして付いていた。現在ではドラゴンボールを模した[[オブジェ]]などが商品化されている。 | *放送初期のスポンサーだった[[丸美屋食品工業|丸美屋]]の商品「ドラゴンボール[[ふりかけ]]」には、ドラゴンボールを模した[[スーパーボール]]が、おまけとして付いていた。現在ではドラゴンボールを模した[[オブジェ]]などが商品化されている。 | ||
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2024年4月23日 (火) 22:04時点における最新版
ドラゴンボールは漫画『ドラゴンボール』及びそれを原作としたアニメシリーズなどに登場する、物語の要になる重要な秘宝である。
目次
概要[編集]
漢字表記は龍珠。オレンジ色の半透明の球で、世界中に7つある。中には赤い星が入っており、神秘的な輝きを放ちながらにぶく光っている。特殊な電波を放っており、ドラゴンレーダーでその位置を特定できる。ドラゴンボールが近くに2つ以上あるとき、共鳴して強く光る。強度はきわめて高く、カリン塔の頂上から地面に落下したり、どどん波の直撃を受けても割れることはないが、ヤジロベーが一星球に穴を開けて首飾りにしていた。多少傷が付いていても能力に変化はなく、また穴が開いたり傷が付いても願いを叶えて四散し、再び珠に戻る際には傷も無くなり新品同様になる。半透明の大理石に似た固い天然の樹脂のような材質で、手触りは天然ゴムに似ている。地球のものは野球ボールサイズだが、ナメック星のものはバスケットボールくらいの大きさ[1]。
ドラゴンボールを7つ集めて合言葉を唱えると、空が急に暗くなりドラゴンボールが光って神龍が現れ、どんな願いも一つだけ叶えてくれる。なお、アニメでは出現方法が若干異なり、雷雲が出現しドラゴンボールに雷が当たり神龍が現れるというものになっている。願いを叶えてもらうとドラゴンボールは再び世界中に散らばり、石になってドラゴンレーダーに映らなくなるが、1年経つとまた元のドラゴンボールになる。ただし、ピッコロ大魔王を倒したあとでドラゴンボールを使用可能にしてもらった際には、願いを叶えてから1年経っていなかったものの、特例で神龍が出現したこともある。ナメック星編でピッコロが生き返ると同時に神様も生き返った時も、ドラゴンボールが使用されてから1年以内であったが使用可能な状態になっていた。
ドラゴンボールの原理として、ピッコロ大魔王を倒した後の悟空が神殿で見た大魔王に殺害、破壊された神龍を神様が修復した時のように、神龍のプラモデルの模型が入ったガラスケースに神様が指先でエネルギーを注入しケースごと光り7つの光線となって地上に降り注ぐシーンがあり、石になっている地上に散らばる7つのボールに神龍の光のエネルギーが入りドラゴンボールになるようである。そして7つのボールを集め纏め呪文を唱えることでボールの中の龍のエネルギーが集まり神龍と化し願いをかなえるのである。
生物の体内にあったり、特殊なケースに入れられるとドラゴンレーダーに映らなくなる。ただし劇場版1作目『神龍の伝説』では設定に若干の変更があり、敵のボス・グルメス国王が体内に飲み込んでいるのをブルマがドラゴンレーダーで確認している。
基本的にはどんな願いも叶えてくれるが、創造主の力を大きく超える願いは叶えられない。ただしこれはサイヤ人が地球襲来直前の際[2]に登場した設定であり、それ以前の「ピッコロ大魔王編」で神様は、「自分は死者を甦らせることはできないが、ドラゴンボールでなら可能」という旨の発言をしている。また、ナメック星編終盤の北の界王と神様との会話及び『真武道会2』での老界王神の言によれば、死者を生き返らせる場合は死後1年以内でなければ復活できない。
地球のドラゴンボールはそれを作った神、もしくは神と一心同体であるピッコロが死んでしまうと、ドラゴンボールも消滅する。サイヤ人・ベジータとナッパが地球に襲来した際にピッコロが戦死した為、神と共にドラゴンボールも消滅した。また、ピッコロが龍族でなく戦闘タイプであるためか、ピッコロと神が融合したときにも消滅した。
地球に来たばかりのデンデによると、一から作る場合は、100日あればドラゴンボールが出来上がるとのこと。
アニメのオリジナル設定では、まだ人間が正直だった頃、ドラゴンボールはもともとは大きな一つの球で、神が人間を祝福し与えたものであり人々の願いをかなえるため神殿に飾られていたが、人間たちが欲深くなったためにそれを神様が7つの球に分割し、各地に散らばらせた、ということがアニメの第33話後半パートで亀仙人の口から語られ、この回では亀仙人はドラゴンボールのことを伝説や言い伝えとして知っていたが、どういう形をしているのか知らなかったとされていた。
ドラゴンボールの中でも四星球は孫悟空が孫悟飯 (孫悟空の育ての親)の形見として最初から所有し、大事に祀っていた存在だった。そのため、『GT』においては一際大きな存在として扱われ、邪悪龍の中で唯一の良識派である四星龍が誕生したり、一星龍が分離したドラゴンボールを再び取り込もうとしたとき、悟空が奪い返すシーンなどが描かれている。番外編の「悟空外伝! 勇気の証しは四星球」においては孫悟空Jr.が曾曾祖母のパンの病気を治すためにパオズ山の元祖悟空の家まで探しに行き、そこで元祖悟空に会い、思い出と勇気の証しとして持ち帰るという印象的な使われ方をした。
過去には全部集めて王様となる願いを叶えた者もいたが、本編中においてはほぼ悟空やその関係者たちによる専用状態に近い[3]。
生まれた理由[編集]
ナメック星人の中の龍族の天才児だけが作ることが出来る。本来はナメック星だけのものだったが、後に地球の神様になるナメック星人が地球に降り立ち、ここでもドラゴンボールを作った。
老界王神はドラゴンボールを「宇宙の法則を無視した反則のようなもの」と語っており、快くは思っていない。ドラゴンボールは精神的に成熟しているナメック星人のみに許されたものとも語っており、地球人にドラゴンボールが与えられていることは良いこととは言えないようなニュアンスが示唆されている。それを指し示すかのように、『ドラゴンボールGT』では作中でのドラゴンボールの濫用が世界の危機を招いたというストーリーが展開された。
それぞれの球の名[編集]
七つのドラゴンボールにはそれぞれ名前[4]があり、中に入っている星の数で区別することが出来る。 それぞれ星の数の順に一星球(イーシンチュウ)、二星球(アルシンチュウ/リャン-)、三星球(サンシンチュウ)、四星球(スーシンチュウ)、五星球(ウーシンチュウ)、六星球(リュウシンチュウ)、七星球(チーシンチュウ)となっている。ただしこれは地球での名称であり、ナメック星での呼び名は不明。
神龍の種類[編集]
神龍(シェンロン)[編集]
地球の神様はシェンロンという名の神龍を呼ぶドラゴンボールを作った。1つだけ願いを叶えてくれる。同じ願いは1度しか叶えられないが、願いが同じ条件ならその条件にあった事をしてくれる。たとえば、「セルに殺された人たちを生き返らせる」というのならセルに殺された人全員が蘇る[5]。後に神様がデンデに変わってから、願いを最大3つまで叶えられるようになった。ただしデンデが地球に連れて来られた直後では一度に大勢の人間を生き返らせる場合は叶えられる願いは2つになってしまっていたが、セルゲーム終了後、デンデが願いをパワーアップさせたのか7年後には前述の願いを叶えても、叶えられる願いは3つのままになった[6]。死んだ人を生き返らす場合は1年以内に死んだ[7]場合のみ生き返れる。 サイヤ人の抹殺や人造人間を人間に戻す等、製作者の能力を遙かに超える願いは叶えられない。
ポルンガ[編集]
ナメック星での神龍はポルンガという。夢の神という意味である。話す言葉はドラゴンボールの世界の共通語だが、願いを言うにはナメック語でなければならない。ポルンガを呼ぶ時もナメック語を使う。
叶えられる願いは3つ。地球のドラゴンボールとは違い、同じ願いを何度でも叶えてくれる。しかし、生き返らせることができる人間は1人ずつだが、死体が残っていなくても、この時の願いで肉体と服も一緒に元に戻る[8]。また、自然死した者を生き返らせることはできない。フリーザに殺されたクリリンを生き返らせる際は、そのままでは死んだ場所=ナメック星消失後の宇宙空間で生き返るため、まず最初の願いで彼の魂を地球に呼んでから生き返らせる必要があった[9]。原作では直接的な描写はないが、ヤムチャ・餃子・天津飯の3人は、流れとしては界王星で生き返って頭の輪が消えてから蛇の道を戻って現世に帰ってきたものと思われる[10]。誰かを移動させる願いの場合集団でも可能だが、対象者が拒否できる場合もある[11]。
ナメック星のドラゴンボールは地球のものより大きく、片手で掴める大きさではない。また当時発売されたカードダスではスーパードラゴンボール(SDB)とも呼ばれた。願いを叶えた後に石になっている期間も四ヶ月強と短い。これはナメック星の1年(公転周期)が130日であるためである。そのため地球でポルンガを呼び出した際にはクリリンとヤムチャを生き返らせた後、130日で天津飯と餃子を生き返らせることが出来た。
ナメック星のドラゴンボールは村々にそれぞれ1つごと村の村長、長老により管理され、ボールを集めに来る者に知恵比べ、力比べ、理由を聞くなどの試練を挑み、それに勝ったものに渡される。願いがかなった後、7つのボールは石に変わるがその後どうなるか、石のボールをそれぞれの村長が取りに来るのかボールが自力で元の場所に飛んでいくのかは不明。
神龍の出現と願いリスト[編集]
物語中、シェンロン、ポルンガで、14回[12]出現して、22の願いを叶えてきた。()は、願いを唱えた人物、または願いを提案した人物。斜線はアニメ「ドラゴンボールGT」で追加された設定。
- 第1回出現(シェンロン)
- 1:ギャルのパンティーをもらう(それと同時にピラフの世界征服の願いを阻止)。(ウーロン):
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の六星龍が誕生している。
- 第2回出現(シェンロン)
- 2:ウパの父ボラを生き返らせる。(ウパ)
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍のニ星龍が誕生している。
- 第3回出現(シェンロン)
- 3:ピッコロ大魔王を若返らせる。(ピッコロ大魔王)
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の四星龍が誕生している。
- 第4回出現(シェンロン)
- 第5回出現(シェンロン)
- 5:孫悟空を生き返らせる。(亀仙人)
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の五星龍が誕生している。
- 第6回出現(ポルンガ)
- 第7回出現(シェンロン)
- 8:フリーザ一味に殺された人達を生き返らせる。(ミスター・ポポ)
- ※ツーノ長老の村のナメック星人達は、ベジータに殺されたため生き返らなかった。
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の一星龍が誕生している。
- 第8回出現(ポルンガ)
- 9:ナメック星にいる孫悟空とフリーザ以外を全員地球へとワープさせる。(孫悟空)
- 地球のシェンロンが叶えた上記の願いにより、「フリーザ一味の蛮行などで縮んだ分の寿命」の分だけ最長老が蘇る事となり、残された三つ目のこの願いを言う事が出来るようになった。
- 第9回出現(ポルンガ)
- 10:クリリンの魂を地球へ呼び戻す。(ブルマ、発案はベジータ)
- 11:クリリンを生き返らせる。(ブルマ)
- ※バラバラになった肉体と服は、ポルンガの特別サービスによって、この時の願いで一緒に元に戻った。
- 12:ヤムチャを生き返らせる。(ブルマ、アニメのみ)
- 第10回出現(ポルンガ)
- 13:餃子〔チャオズ〕を生き返らせる。
- 14:天津飯を生き返らせる。
- 15:ナメック星人全員を、新ナメック星にワープさせる。(デンデ、アニメのみ)
- ※未来トランクスの世界ではこの願いを最後にピッコロが殺されてドラゴンボールが消滅したため、願いをかなえることができなくなってしまった。
- 第11回出現(シェンロン)
- 第12回出現(シェンロン)
- 18:今日[第25回天下一武道会]、死んでしまった人達を、極悪人を除いて全員生き返らせる。(ヤムチャ)
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の七星龍が誕生している。
- 第13回出現(ポルンガ)
- 19:破壊された地球を全て元通りにする。(ベジータ)
- 20:魔導師バビディが地球にやって来た日から、死んだ者全てを極悪人を除いて全員生き返らせる。(デンデ)
- ※ベジータが提案した内容は「第25回天下一武道会が始まった日から、死んだ人達を極悪人を除いて全員生き返らせる」だったが、実際に願いを叶えるデンデが言い方に詰まりながら答えたため、ベジータが提案した内容とは多少の食い違いが出た。
- 21:孫悟空の体力を全回復させる。(デンデ)
- 第14回出現(シェンロン)
- 22:(関係者を除く)人々から魔人ブウに関する記憶を全て消す。(孫悟空)
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の三星龍が誕生している。
劇場版での登場[編集]
- ドラゴンボール 神龍の伝説(シェンロン)
- リッチストーンを消滅させて国を平和にする。(パンジ)
- ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険(シェンロン)
- ウパの父ボラを生き返らせる。(孫悟空)
- ドラゴンボールZ(シェンロン)
- ガーリックJrに永遠の命をあたえる。(ガーリックJr)
- ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ(シェンロン)
- Drウィローの研究所を覆っている氷を砕く。(Drコーチン)
- ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦(シェンロン)
- 火事で燃えた森を元通りにする。(孫悟飯)
- ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空(シェンロン)
- スラッグに永遠の若さを与える。(スラッグ)
- ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ(シェンロン)
- あの世の混乱を元に戻す(叶えられなかった)。(孫悟飯)
- ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる(シェンロン)
- タピオンが封印されているオルゴールを開ける。(ホイ)
- ヒルデガーンの一件で死んだ人たちを生き返らせる。(悟空)
(エンディングの直前で悟空がシェンロンに頼むと言っている。劇中ではそのシーンは描かれていない)
- ドラゴンボール 最強への道(シェンロン)
- (爆弾を取り除いて)ハッチャン〔人造人間8号〕を元通りに直す。(孫悟空)
他作品での登場[編集]
- 「ドクタースランプ」(シェンロン)
1997年から1999年まで放送されていた『ドクタースランプ』にて、ドラゴンボールの「悟空がペンギン村に来る」というエピソードをアラレ側視点でリメイクされた時に登場。
- トラクターをもらう。(のんきおじっさ)
願われなかった・叶わなかった願い[編集]
物語中、阻止されるなどで残念ながら叶わなかった願い。()は、願いを提案・考案した人物。
- 無印
- 素敵な恋人をもらう(ブルマ)
- ヤムチャと仲良くなったので願う必要が無くなる(最終的にはベジータと結婚)。しかし、物語のすべての発端はこの願い事である。
- また、ブルマはこの願いに次ぐ候補として「食べきれないほどのイチゴをもらう」と言うのも考えていた。
- 女の子の前でも緊張しないようにしてもらう(ヤムチャ)
- ブルマたちとの旅で克服し願う必要が無くなる。
- 世界征服(ピラフ)
- ウーロンがギャルのパンティをもらって阻止。
- レッド総帥の身長を伸ばす(レッド総帥)
- ブラックの怒りを買いレッドが殺されてしまった。
- ピッコロ大魔王をこの世から消す(餃子)
- あと一歩で願いを言い終わる、というところでピッコロ大魔王に殺されて阻止された。
- ドラゴンボールZ
- (シェンロン)ラディッツを生き返らせる(ラディッツ)
- ベジータたちに不要と吐き捨てられた。
- (シェンロン)地球に来るサイヤ人を消してもらう(ウーロン)
- サイヤ人の力がシェンロンの力を超えているため、シェンロンに断られる。
- (シェンロン)不老不死になる(ベジータ、ナッパ)
- 悟空との戦いで阻止される。
- (ポルンガ)サイヤ人に殺された地球の人々を生き返らせる(クリリン)
- 1つの願いで生き返れるのは1人だけのため、叶わなかった。
- その後、殺されてから1年以内に、サイヤ人に殺された地球の人々を生き返らせる願いを神龍にした描写がないことから、ピッコロ・ヤムチャ・餃子・天津飯以外でサイヤ人(ラディッツ・ナッパ・ベジータ)に殺された地球人は、全員死んだままになったものと思われる。
- (ポルンガ)ベジータを不死身にする(ベジータ)
- あと一歩でギニュー特戦隊にドラゴンボールを奪われ阻止される。
- もう少しで願いが適う、という所でドラゴンボールを作った最長老が寿命死と共にポルンガが消滅。
- (ポルンガ)不老不死になる(フリーザ)
- 願いはナメック語でなければ叶わないため、叶わなかった。
- (ポルンガ)(死んだと思われていた)悟空を生き返らせる(ブルマ)
- 悟空は生きていたことが判明する。
- (ポルンガ)悟空を地球に呼び寄せる(ブルマ)
- 悟空本人が拒否した為。
- (シェンロン)人造人間17号・18号を人間に戻す(クリリン)
- シェンロンの力を大きく超えた問題であるため、体内の爆弾を取り除くことに変更。
- (ダークシェンロン)世界征服(ピラフ)
- シェンロンがピラフの「悟空を小さくする」という内容の発言を願いと勘違いし、悟空を子供の姿にしたため叶わなかった。
- (シェンロン)パンの病気を治す(悟空Jr)
- ドラゴンボールは七つ集めなければならないが、悟空Jrはそれを知らなかったため、シェンロンは出てこなかった。また、その後パンが回復したため願う必要も無くなる。
- 劇場版
- 「ドラゴンボール 神龍の伝説」
- この世で最も美味しいものをもらう(グルメス王)
- グルメス王の口からシェンロンが出てきたため言えなかった。また、パンジが先に願いを言った。
- 「ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険」
- ランラン(餃子の大切な人形)の行方を知る(餃子)
- 鶴仙人の策略で阻止される。
- 世界征服(鶴仙人)
- 悟空たちに敗れ、阻止される。
- 「ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない」
- どんな乗り物も並ばずタダで乗れる遊園地を作ってもらう(トランクス)
- ブロリーとの闘いによってうやむやになる。
- お菓子の国を作ってもらう(悟天)
- ブロリーとの闘いによってうやむやになる。
- ブロリーをやっつける(悟天)
- 悟天が合言葉を知らなかったため頼めなかった。ただし、ブロリーは明らかにシェンロンの力を超えているため、頼めたとしても叶わなかったと思われる。
- 「ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ」
- あの世の混乱を元に戻す(孫悟飯)
- 死人の運命は閻魔大王が握っており、シェンロンの力を大きく超えた問題であったため、叶わなかった。ちなみにこの後、シェンロンはエンディングまでずっとほったらかしになっていた。
- ドクタースランプでの登場時
- 美人秘書を大勢雇う(則巻 千兵衛)
- 巨大なスイカが食べたい(則巻 みどり)
- バストのサイズアップ(則巻 アラレ)
- アラレを大人しくする(ガラ、パゴス)
- 身長を伸ばす(空豆 ピースケ)
- ニコチャン星へ帰る(ニコチャン大王、ニコチャン家来)
- 素敵な彼氏が欲しい(アキコ)
- 空豆 クリキントンによってモヒカン頭にされた頭を元に戻す(ブルー将軍)
- 世界征服(レッドリボン軍)
アニメ「ドラゴンボールGT」で追加された設定[編集]
ダーク神龍[編集]
「ダーク〜」とは初期設定で呼ばれていた名であり、劇中には登場していない。アニメ『ドラゴンボールGT』にて、地球にはもう一つドラゴンボールが存在していた。それが究極のドラゴンボールである。これも初期設定では「ダークドラゴンボール」という名だった。地球の神様がピッコロ大魔王と分裂する前に作ったと言われている。その事を知っているのは、ピラフ、シュウ、マイ、ピッコロの4人のみ。ピッコロは神との分離後忘れており、融合後に改めて知った。
天界にある神様の神殿の部屋の一つにて、全てそろえた状態で置いてあった。かなえられる願いの上限は死者の2度以上の蘇生など従来のドラゴンボールより遥かに高く強力な力を持つ。ただし、作品内で叶えられた願いは通常の神龍でも叶えられるものばかりだった。
願いをかなえたボールも地球には留まらず、宇宙の広範囲にわたって飛び散る。使用後も石になる期間は無い。一方で、使用後の副作用として、1年以内に究極のドラゴンボールを全て集め、元の場所に戻さないと、使用した星が破壊されてしまう。最終的には神と融合していたピッコロが自ら爆発する地球と運命を共にしたことにより消滅したものと思われる。
究極のドラゴンボールの大きさは従来のドラゴンボールと同じだが、中の星が黒いのが特徴。
隠された秘密[編集]
また、アニメ『ドラゴンボールGT』において、ドラゴンボールには恐ろしい秘密があった。一つの願い事を叶える度に、プラスエネルギーが少し減り、その代償として負の感情であるマイナスエネルギーが少し増える。それは本来、一つの願い事を叶えてから、負の感情が完全になくなるまで、最低でも1世紀[13]はかかると言われている。それでも昔ならば世界の何処に散らばっているか検討も付かないドラゴンボールを7つ集めるどころか1つ見つけるだけでも100年以上掛る事もあったため、問題は無かった。
しかし、文明の発達からブルマら科学者による通称「ドラゴンレーダー」の開発によりドラゴンボールの収集がはるかに容易になってしまった。孫悟空達が半世紀近くの間に非常にたくさんの願い事を叶え、更に一度に叶えられる願いも増やしてしまったために、浄化を待たずにマイナスエネルギーがどんどん溜まってしまった。その結果、ドラゴンボールがそれに耐えられなくなり、ボールの表面にひびが入った。その状態で全て揃え、呪文を唱えると、神龍とは全く姿が違う邪悪なる神龍が現れ、その直後に七つの邪悪龍に別れて、世界各地の環境を汚染する。これはドラゴンボールが本来起こりえない現象を起こす=大自然の法則をゆがめる存在でもあるという特性を反映している。そのため邪悪龍達の多くも何らかの自然現象を操る力を持つ。老界王神やポポによると遥か昔、太古のドラゴンボールから生じた邪悪龍により宇宙の大半が破壊尽くされたという。以来、ドラゴンボールは正直で真面目なナメック星人の間でのみ使われ続けていた。そのため、邪悪龍が倒された後、神龍は「これ以上人間にドラゴンボールを使わせるわけにはいかない」と、事件に巻き込まれた人々を生き返らせる願いを最後にドラゴンボールを封印した。しかし、トランクスの解釈ではこれは神龍による人間がドラゴンボールに頼らずにやっていけるかのテストであり、100年後の世界では四星球の存在が確認された。
アニメ『ドラゴンボールGT』で追加された願い[編集]
- 第15回出現(赤いシェンロン)
- 23:孫悟空を子供の姿にさせる。(ピラフ)
- 第16回出現(赤いシェンロン)
- 24:ツフル星を蘇らせて、地球に近づける。(ベジータベビー)
- 第17回出現(ポルンガ)
- 25:究極のドラゴンボールの副作用にて、破壊された地球を蘇らせる。(ムーリ)
- 第18回出現(シェンロン)
- 26:あの世とこの世がメチャクチャになった事件で、死んでいった人達を生き返らせる。(孫悟空)
- この願いでは2度目(ポルンガも含めれば4度目)の復活となるクリリンやロボットであるギルも特例として復活した。
補足[編集]
- 作者の鳥山明は、ドラゴンボールが7つの理由は『南総里見八犬伝』が8つの球なので、同じだと悔しいからラッキーセブンからとって7つにしたと答えている[14]。
- ドラゴンボールのテーマソングとして「ドラゴンボール伝説」(作詞: 泉鬼角、作曲: いけたけし、編曲: 京田誠一、歌: 高橋洋樹)がある。『ドラゴンボール』アニメ本編では、先述のアニメオリジナル設定を亀仙人が語った回を含め30、33、35話などで使用され、劇場版3作目の『摩訶不思議大冒険』ではエンディングテーマとして使用された。
- 放送初期のスポンサーだった丸美屋の商品「ドラゴンボールふりかけ」には、ドラゴンボールを模したスーパーボールが、おまけとして付いていた。現在ではドラゴンボールを模したオブジェなどが商品化されている。
脚注[編集]
- ↑ ドラゴンボール大全集および、超エキサイティングガイドの記述より。
- ↑ アニメでは『ドラゴンボールZ』以降。
- ↑ ピラフ一味やレッドリボン軍も狙うには狙っていたが、蒐集こそできても願いを叶えるには到らなかった。
- ↑ いずれも中国語読み。
- ↑ 死体が残っていなくても、この時の願いで肉体と服も一緒に元に戻る。
- ↑ 同時に、1つの願いを叶えた場合は4ヶ月後、2つの願いを叶えた場合は8ヶ月後、3つの願いを叶えた場合は1年後にまた使用できるように変更された。
- ↑ 寿命などの自然死は生き返れない。
- ↑ 後に1つの願いで複数が生き返ることができるようにパワーアップされた。
- ↑ アニメではヤムチャ・餃子・天津飯がそれぞれ生き返った際には、界王星で生き返って頭の輪が消えたのではなく、カプセルコーポレーションに肉体ごと転送された状態で生き返っている。
- ↑ 神龍やポルンガに彼らの肉体と魂を地球に呼び寄せる願いをしていないため。
- ↑ 悟空を地球に呼び戻そうとしたケース。ポルンガの力を超えた者のみが拒否できるのかどうかは不明。
- ↑ 厳密には13回。
- ↑ 100年
- ↑ 週刊少年ジャンプ特別編集『DRAGON BALL 冒険SPECIAL』
関連項目[編集]
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