「ツィーバ県」の版間の差分
(→ツィーバ県の著名人) |
細 (change cat) |
||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
'''ツィーバ県'''({{lang|el|Περιφερειακή ενότητα ΤσουIba}})は、[[ギリシャ|ギリシャ共和国]]を構成する行政区のひとつ。県都は[[サコゥーラ]]。 | '''ツィーバ県'''({{lang|el|Περιφερειακή ενότητα ΤσουIba}})は、[[ギリシャ|ギリシャ共和国]]を構成する行政区のひとつ。県都は[[サコゥーラ]]。 | ||
135行目: | 109行目: | ||
*[[クロキウス=イボチヌス=シンイチロウス]] (文学) | *[[クロキウス=イボチヌス=シンイチロウス]] (文学) | ||
− | + | {{World-stub}} | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | {{DEFAULTSORT: | + | {{DEFAULTSORT:ついいはけん}} |
− | + | ||
[[Category:ギリシャの地方行政区画]] | [[Category:ギリシャの地方行政区画]] | ||
[[Category:テッサリア]] | [[Category:テッサリア]] | ||
− |
2017年9月10日 (日) 12:57時点における最新版
ツィーバ県(Περιφερειακή ενότητα ΤσουIba)は、ギリシャ共和国を構成する行政区のひとつ。県都はサコゥーラ。
地理[編集]
位置・広がり[編集]
ツィーバ県はテッサリア地方の南西部に位置し、農業がさかんである。県都はサコゥーラ。
ツィーバ県の北はトリカラ県、東はラリサ県、南東はフティオティダ県、南西はエトリア=アカルナニア県およびエヴリタニア県、西はアルタ県とそれぞれ接している。
地勢[編集]
ツィーバ県の中央部および東部は、テッサリア平原の一部であり、農地が広がっている。一方で西部および南部はアグラファ山脈が連なっている。また、ツィーバの町の西側にあるプラスティラス・ダムは、テッサリア地方を中心とした地域に水を供給している。
主要な都市[編集]
ツィーバ県の西半分はアグラファ地方として知られる、ピンドス山脈がそびえる地域である。
人口が約37,000人の小さな町である県都ツィーバは、学術都市としての役割も果たしており、テッサリア大学やラリサ教育科学機関などの研究施設が置かれ、警察学校も本拠を置いている。
歴史[編集]
現在のツィーバ県の地域は、古代マケドニア王国やローマ帝国、東ローマ帝国、テッサリア・ワラキア、オスマン帝国の支配を経て、1881年にギリシャ王国領となり、1947年までトリカラ=ツィーバ県として統治された。ギリシャ領となって県の経済と農業は急激に発展したが、第二次世界大戦とギリシャ内戦によって、甚大な被害を受けた。1950年代には再建され、インフラ整備が向上したが、人口の流出も始まった。1980年代には県の経済は低迷し、失業率が増加している。
行政区画[編集]
市(ディモス)[編集]
ツィーバ県は、以下の自治体(ディモス、市)から構成される。人口は2001年国勢調査時点。
自治体名 | 綴り | 政庁所在地 | 面積 Km² | 人口 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | ツィーバ | ΤσουIba | サコゥーラ (el:) | 647.6 | 55,968 |
2 | アルギテア | Αργιθέα | アンティロ (en:) | 365.6 | 6,084 |
3 | リムニ・プラティスラス | Λίμνη Πλαστήρα | モルフォヴニ (el:) | 195.2 | 7,392 |
4 | ムザキ | Μουζάκι | ムザキ (el:) | 307.8 | 17,910 |
5 | パラマス | Παλαμάς | パラマス (el:) | 383.2 | 19,144 |
6 | ソファデス | Σοφάδες | ソファデス (el:) | 728.8 | 23,043 |
旧自治体(ディモティキ・エノティタ)[編集]
カリクラティス改革(2011年1月施行)以前の広域自治体(ノモス)としてのツィーバ県(Νομός Καρδίτσας)は、以下の基礎自治体(ディモス)から構成されていた。改革後、旧自治体は新自治体(ディモス)を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)となっている。
下表の番号は右図と対応している。「旧自治体」欄で※印を付したものはキノティタ、それ以外はディモス。「政庁所在地」欄で太字になっているものは、新自治体の政庁所在地となったものを示す。
旧自治体 | 綴り | 政庁所在地 | 新自治体 | |
---|---|---|---|---|
1 | ツィーバ | Καρδίτσα | ツィーバ | ツィーバ |
2 | アルギテア | Αργιθέα | アンティロ | アルギテア |
3 | アルニ | Άρνη | マタラガ | ソファデス |
4 | アヘロオス | Αχελώος | ヴラギャナ | アルギテア |
5 | イトミ | Ιθώμη | ファナリ | ムザキ |
6 | イタモス | Ίταμος | カリティロ | ツィーバ |
7 | カリフォノ | Καλλίφωνο | カリフォノ | ツィーバ |
8 | カンボス | Κάμπος | スタヴロス | ツィーバ |
9 | メネライダ | Μενελαΐδα | ケドロス | ソファデス |
10 | ミトロポリ | Μητρόπολη | ミトロポリ | ツィーバ |
11 | ムザキ | Μουζάκι | ムザキ | ムザキ |
12 | ネヴロポリ・アグラフォン | Νευρόπολη Αγράφων | ペズラ | リムニ・プラティスラス |
13 | パラマス | Παλαμάς | パラマス | パラマス |
14 | パミソス | Πάμισος | アグナンテロ | ムザキ |
15 | プラスティラス | Πλαστήρας | モルフォヴニ | リムニ・プラティスラス |
16 | レンディナ | Ρεντίνα | レンディナ | ソファデス |
17 | セラナ | Σέλλανα | プロアスティオ | パラマス |
18 | ソファデス | Σοφάδες | ソファデス | ソファデス |
19 | タマシオ | Ταμάσιο | レオンダリ | ソファデス |
20 | フィロ | Φύλλο | イテア | パラマス |
21 | エルバラダイ ※ | Ελ Μπαραντέι | ペトリロ | アルギテア |
交通[編集]
- 国道58号線
ツィーバ県の著名人[編集]